緒方が報告させていただきますー。
今回は自分の発表予定もなく、のんきに聞かせていただきました!
京都という会場の紅葉の季節にもかかわらず紅葉狩りに行けなかったのは大変残念ではありましたが、
研究会では色々なお話が聞けて面白かったです!
まずは今回発表させていただいた三重大生の様子などを…。
三重大トップバッターはなんと立花先生でした!
よくよく考えてみると、私が立花先生の話を研究集会で聞いたのは結構久しぶりだったような気がします!
立花先生は学生とやった研究の発表をするときはいつもにっこにこ笑顔でいらっしゃって、
本当に楽しく研究したんだな!っていうのがひしひしと伝わってくるのが好きです!
立花先生の発表の後に連続して三重大学から安藤くん「大気循環と周辺の海面水温が日本の気候に与える影響〜秋から冬への変遷期〜 」が発表しました。
ふと、私が書いた学会報告関連のブログで安藤くんの発表を紹介していない記事はないのではないだろうかと思ったりするくらい、
安藤くんが外部で発表する機会って多かったりする気がするのですが、
そんな中でもしっかり研究を進めているのですごいなーと思う今日このごろ。
内容は気象学会の時と大きく変わらないものの、発表時間が長い分、
気象学会よりゆっくりしっかり話せていたように思います!
今回の発表者はみんなそれをつけてくれていたのですが、
安藤くんはMacのパソコンの背面にあるリンゴマークの上にも飾ってくれて、
作ったものとしてすごく嬉しかった!!!!
あ、立花研缶バッチに興味ある方は遠慮なくお声掛けください!
発表の方ですが、安藤くんに続けて三重大勢ラストとして鈴木さん「近年の北極振動の増幅と変調は何故生じたか?」の発表がありました。
内容は彼女が学部生の頃から興味を持っている北極振動の変調とその原因についてでした。
少し発散した感じの発表となっていたように私は感じましたが、修論まであと少し!!
彼女の実力なら綺麗にまとめてくれると期待しております!
あとは気になる研究を幾つか…。
松江さんの「TIGGEデータを利用した顕著現象発生予測プロダクトの開発とその評価」という発表では、
(“TIGGE museum”とググれば出てくる)
こちらでは極端現象をECMWFやNCEPなどのモデルごとに比較できるサイト(他にも色々盛りだくさん)のようで、
色々いじってみたらかなり面白そうだな-!!と思いました!時間のあるときにじっくり見てみたい…。
あと、発表の後半でイギリスに沢山の前線が描かれた図が出てきて、
日本ではあまり見ないようなタイプ(だと感じた)ので、大変興味深かったです!
2日目最後の森さんの発表「近年頻発しているユーラシアの寒冬に対する北極海海氷の影響」もとてもおもしろかったです!
新潟大の本多先生の研究にも近い研究で、
バレンツ・カラ海の海氷の多寡実験からその領域での海氷減少がユーラシア大陸の低温偏差を招いているという結果がありました。
個人的はこの方にかけられた質問で、"SSTの影響はどれほどあるのか"というものに対し、
バレンツ・カラ海のSSTはこちらの研究結果から本質ではない!とおっしゃられていたのがすごく印象的です。
もちろんこちらの発言も見証した結果なのですが、
私も最近福岡であった気象学会において「海氷の分布だけでなく、AGCMで設定している気候値のSSTを与えているだけでは結果に大いに影響するので、
しっかり調べたほうが良い」と、ご助言頂いたところだったので、
森さんの発表でちょっと勇気づけられた…と言ったら変な感じもしますが、
しっかり自分の研究に向き合わなければ!!と思った次第です。
あまり長すぎる報告を書くのもなんなので、今回はこの辺りで終わっておきます。
ただ最後に一言…秋の京都も満喫したかったああああああああああ!!!!!!!!!!
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