こんにちは、M1の平賀です。
9月15日、16日に長崎大学で行われたHotspot2立花藩会合に参加しました。今回はそのことについて地球日記を書いていきます。
小規模な研究集会でしたが、おもしろい発表はいくつかありました。低塩分層は鉛直混合を抑制するのですが、降雨起源の低塩分層が昨年の東シナ海で観測されたみたいです。熱帯大西洋にもアマゾン川由来の低塩分層があり、対流活動に効いているようです。この層も何か降水に効いていたらおもしろそうだなと思いました(そんな議論もされていました)。
また、Hotspot2に直接関係する研究ではないですが、ありがたいことに発表を行い自分の研究を聞いていただきました。自分の発表に対する質問では、なぜ10月が大事なのかといった質問を受けました。この問いは研究を始めた時からずっと続く問いであり、その答えをずっと探しているのですがまだわからないです。今後の解析で見つけたいです。あとは、10月の対流活動がハリケーンと関係しているのではないかといった質問も受けました。藩会合の後に確認してみたところ、着目している10月の熱帯大西洋の領域には、その時期にハリケーンや熱帯低気圧は発生しないようでした。
16日の午後は、気象システム研究集会に参加しました。2000年より前と後で、ENSOとインド洋が違った振る舞いをすることで東南アジアの高気圧偏差の形成に寄与しているという研究がおもしろかったです。最近は気候変化に興味があるので、こういった研究集会をとおして勉強したいです。
最後に余談ですが、長崎は食べ物が美味しかったなぁという印象でした。ちゃんぽん、皿うどん、焼きそば、ハトシロールなどなど。食べ物がおいしいところはまた訪れたくなりますね。
それでは今回はここら辺でおしまいにします。最後まで読んで下さりありがとうございました。
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