三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/
こんにちは。まもなく修論発表となります、坂です。
先月、北海道で開催された研究室ゼミ合宿についてつづりたいと思います。
前日から北海道の東側に卓越した低気圧があり、1日目の飛行機が出発するのか、当日まで危ぶまれましたが、無事セントレアを出て、新千歳空港に到着しました。
それから、電車で札幌―旭川間を移動していると景色は一変しました。私の住む地域では経験することができないほどの積雪がありました。つい興奮してしまい、旭川駅でたくさんシャッターを切ってしまいました。しかし、ここからが大変でした。14時くらいに旭川をレンタカーで出発し、当初は2時間ほどで着く予定でしたが、目的地に到着したのは18時でした.道中はどこもかしこも通行止めになっており苦労の連続でした。母子里の宿に到着し、夜ご飯は「ジンギスカン」でした(昼は札幌駅でジンギスカン)。夜はゼミを行い、熱い議論を交わしました。
2日目は、野村さんと同行し、雪氷観測を行いました。午前は積雪断面観測、午後はスキーと森林調査でした(笑)。午前はひたすら雪を掘りました。ざっと1.2メートルです。断面における雪の密度、質、ボーリング調査や着色による調査を行いました。あの山崎孝治先生も行ったことがない調査なので、とても貴重な経験でした。積雪断面調査では、断面を見るだけで降雪のメモリーを知ることができ、新たな知見となりました。また、雪の結晶についても教わり、本州と北海道とで結晶に違いがあることを学びました。午後はさらに山奥へスキーを行い出向き、演習林に散在する木々の特性や気象害について学習しました。夜は名寄市の宿へ行き、五味温泉で日中の汗を流し、夜はゼミを行いました。みんな慣れないスキーでとても疲れており、ゼミ中はその疲れが顔にでていました。
3日目は雪も落ち着き、行きとは全く違う安全な帰路でした。先生とは昼前に別れ、夕方の飛行機のメンバーは旭山動物園にいきました。一言でいうと「寒くてゆっくり回れない」に尽きます。しかし、本州ではあまり見ない動物を雪景色の中みることができ、とても貴重な経験をすることができました。また、野村さんに教えていただいた、「雪印みたいな雪結晶」を旭山動物園で見ることができ、感動しました。旭川発の電車のぎりぎりを責めるように、先生に教えていただいたラーメン屋に飛び込み、冷めた身体をあたためました。そこから帰りの飛行機までの時間は詰め詰めでした(汗)。なんとか、飛行機に乗ることができ、無事北海道を後にしました。
3日間を通し、目に映るものは新しいものばかりであり知の吸収の毎日でした。貴重な経験をしたので、得られたことが日常生活で少しでも生かせるにしたいと考えます。一時はどうなることかと思いましたが、たぶん二度と経験することのない良い経験になりました。
ではでは。
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