こんにちは!B3の平賀詩之助です.
今年は雪が多いですね.2月24日に新潟県津南町の最深積雪が観測史上1位の419㎝になったそうです.平成18年豪雪以来の記録だそうで,相当な雪が降ったということがわかります.現地の人にとっては大変な出来事だと思いますが,雪好きの僕としてはとてもうれしいニュースでした.
それでは,本題に入ります!
2月17日から19日まで,北海道の知床斜里へ流氷の観測へ行ってきました.
1日目
この日は羽田から釧路へ飛行機で向かい,釧路から先生のレンタカーで斜里町の湯元館へ向かいました.飛行機から見えた釧路は雪に覆われていて,流氷のようにアルベドが大きいのかなと感じました.北海道では,縦型の信号,吹雪対策のための道路の矢印,防雪柵など,雪国らしい道路となっていました.
斜里に向かう途中,摩周湖や川湯温泉や硫黄山などに立ち寄りながら,往路を満喫することが出来ました.
2日目
朝早くに起床し,50㎝近くの雪道をかき分け,流氷を見に行きました.初めて流氷を見ましたが,海が雪と氷で覆われており,こんな世界もあるのだなと感動しました.
流氷というだけあって,波が来ると動きますしシャリシャリと音を立てていました.
落ちている流氷も食べてみました.少し薄味でした..3か所くらいの流氷を食べましたが,すべて同じ味でした.海水が流氷となるときは,塩分を排して流氷になるんだなと身をもって感じることが出来ました.
雪原を歩くことも楽しく,小さい頃よく遊んだなぁとしみじみと感じました.
3日目
この日もまた,朝早くに流氷を観測しに行きました.この日は―14度ほどまで冷え込みとても寒い朝でした.そのためなのか,気嵐という水面に霧が立ち上る現象を見つけることが出来ました.流氷の上の気嵐はとても幻想的でした.
また,放射温度計を使って温度も測りました.氷のない海面は―1.7度前後で流氷は―10度以下となっていました.やはり,流氷のある所とないところでは,表面の物理量の値が変わっており,気象にも影響しそうだなと感じました.
この3日間,流氷や雪の結晶を観測したり,雪国を散策したりととても充実した合宿でした.
また,来年も行けたらいいなと思います.
それでは,今日はこの辺で.最後まで読んでいただきありがとうございました.
[2回]
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