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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   

京都シンポジウムと大槌シンポジウム

古田(コダ)です!
京都シンポジウムと大槌シンポジウムに行ってきました!
二つまとめて報告します.


京都シンポジウム

京都シンポジウムでは興味のあったブロッキングを中心とした話題を聴くことができました.特に面白かったのは,
ブロッキングには形成と持続メカニズムに時間スケールの違いがある,持続メカニズムには移動性高低気圧をブロッキング高低気圧が選択的に吸収し,地震の持続性を強化しているというお話,
ブロッキング高気圧の発達には長周期擾乱と傾圧性擾乱(短周期擾乱)による強制があるが,エネルギー収支でみるとブロッキング発達への短周期擾乱からの正味の寄与は小さいというお話でした.
他にもブロッキングに関する発表が多く,ブロッキングの特性,構造の勉強になりました!(難しくてついていけないことも多かったですが…)

帰りはコージと5時間近くかけて帰りました.京都~三重の交通機関はもう少しなんとかしてほしいものです.


大槌シンポジウム

大槌に着いて改めて津波の凄さ,恐ろしさを目の当たりにしました.
テレビやインターネットを通してみたものと,実際とみたものでは全然違う印象をうけました.

11日のシンポジウムでは海洋メインの話が多くいつもと違った話を多く聴かせていただきました.
道田さんの,地震発生の前後の海底水塊変化を調べた研究では,大槌湾に堤防をつくったことで,海底に低酸素の水塊が溜まっていたのが,堤防が地震により破壊されたことで低酸素水塊がなくなったとのことでした.自然の力を考えさせられたお話でした.

纐纈さんの亜寒帯フロントを調べた研究では,秋季の亜表層の水温上昇が秋季~冬季の熱の出し入れに影響している可能性があるそうです.

12日のシンポジウムは大気メインで,特に小木さんの,北極海における大気大循環の役割の研究では,小木さんの論文を読ませてもらっていたところだったので研究手法や研究対象がどういったものなのかを理解しようと聴かせてもらいました.


海洋と大気の二つのお話が聴ける貴重なシンポジウムでした。
また夜には根田先生,本田先生と,また須田先生,小木さん,植原先生,纐纈さんらとお酒を交えた楽しい夜を過ごしました.須田先生の小木さんへのラブコールが面白かったです(^0^)
またの飲み会を楽しみにしています!


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三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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