こんにちは、B3の北原です。
11月12日~15日につくばで行われた日本気象学会2024年度秋季大会に参加してきました。今回は名古屋から夜行バスに乗って東京まで移動して、その後につくばに行きました。
口頭発表は1日目の午後に多様な低気圧に関する専門分科会があり、梅雨前線の低気圧や寒冷低気圧、爆弾低気圧、台風から変わった温帯低気圧などと同じ低気圧ではあるものの特徴の異なる低気圧がいろいろと発表の中で出てきて面白いと感じて興味を持ちました。また、3日目の午後には大規模アンサンブル気候予測実験に関する専門分科会があり、アンサンブルを使って様々な関係を研究されていてアンサンブルに対する新たな視点を見出せた気がします。
ポスター発表は1日目から4日目の昼頃にあり、台風や降水、数値予報などと興味のある内容を中心に発表を回って4日間で多くの発表を聞くことができました。特に中層の湿潤絶対不安定層に含まれている水蒸気が収束帯に流れ込むことで大雨の発生に寄与しているというポスター発表が印象に残りました。口頭発表は1つ7分と研究について聞ける時間が少なかったですが、ポスター発表に関しては興味を持ったところに行けて内容について詳細に聞くことができたので学べたことも多くありました。
現在、気象予報士試験の勉強をしているため、前の気象学会に比べてどのような研究をしているか理解できる発表はかなり増えましたが、それでも内容が専門的だったり、詳しく触れてこなかった分野だったりすると大半の内容が理解できなかった発表もありました。なので、表面的な知識だけではなく、数式や解析方法など1つずつ学んでいってより楽しんで聞ける発表を増やしていきたいと思いました。また、遠い場所で開催されるときの帰りは夜行バスでも関係しないけど、行く際には前日に前泊をして1日目から万全な状態で参加したいと感じました。
来年の1月に気象予報士試験を受けようと思っているので、気象学会が終わった次の日に気象神社に行って試験に合格できるように祈願してきました。
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