こんにちは,3年の古田(コダ)です.
海洋学会に参加させてもらいました.初めての学会は,周りに若い人が少なく緊張しました.緊張しながら聴いた内容や感想を報告します.
沿岸海洋シンポジウム「東アジア縁辺海における大気海洋相互作用と海洋生態系への影響」
では,非線形力学の海洋の解明や,大気海洋(生物)相互作用の理解を深める!という趣旨で愛媛大の磯辺先生,立花先生らが発表されました.
そこでの古谷先生の「東アジア縁辺海への大気物質の沈着とその海洋環境影響」では,海洋に沈着した人為起源のエアロゾルが,生物の基礎生産を高めているそうで,東シナ海ではこうした大気エアロゾルを介した大気・海洋間物質循環がありそうだとのことでした.
また研究室にはエアロゾル粒子の成分分析をするとその粒子の起源がわかる測器があるそうで...(すごい機器もってるなあ.
九大応用研の千手先生の「大気海洋相互作用が結ぶ東シナ海と日本海深層」では,20年周期で日本海深層固有水の形成とAOの変動に相関があって,それには日本海上を通過する低気圧の数に関係があるかもしれないそうです!
【大気海洋相互作用3】での気象研の安田さんの発表では大気海洋結合モデルを用いた2010年夏の季節予測をしていました.大西洋のSSTの上昇がインド洋,太平洋のSSTを高めていて,その因果関係をこれから解明していくということでした.
トミーさんの研究ととても近くて興味深かったです.
学会はテンポが速くついていけなかったり難しいことも多かったですが,違った視点からの大気,海洋研究もすごい面白いなと感じました.また院生の方がどっしりと構えて発表している姿がカッコ良かったです!
あと明太子が美味しかったです.
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