初めまして,今年度より気象・気候ダイナミクス研究室に所属させて頂くことになった,B3の永川と申します.
先日,A01-2豪雨豪雪班 全体会合に聴講生として参加させて頂きました.
会場が熊野市の山荘ということもあり,大学からなかなかな長距離の移動を経て現地に到着しました.私自身が県外から通っていることもあり,個人的にはちょっとした旅にも近かったです.
会合においては様々な大学や研究機関の方々がいらっしゃっていました.このような学外の場で研究発表を伺うことや,多くの他研究機関の方々にお会いすることが初めてだったこともあり,非常に新鮮な気持ちで発表を伺うことができました.
研究発表の内容についても初めて伺うようなことがあり,初日の発表で加藤さんがお話なさっていた日変化統計の始点,終点に対する日極値の集中についてのお話などはとても面白く,実際に私が解析を行えるようになった際には一度自分の手で確認してみたいと感じました.また,同日に柳瀬さんがお話なさっていた温帯低気圧についても,今まで私は温帯低気圧についてニュースで知る程度の知識しか持ち合わせていなかったため,非常に面白く,勉強になりました.
研究発表の内容そのものに加えて,発表後の質疑応答についても,調査対象周辺の海にある島の存在といったような地理的情報に関するものや,解析手法や用語の設定といった研究手法に関してのものなど,本当に様々な観点からの言及があり,伺っていて非常に面白く感じられました.また,自分が将来行う卒論の発表についてもどのような点に気を配ることでより良い論文になるのか,ということを学ぶ非常にいい機会にもなり,とてもいい経験になりました.質疑応答の際,私も一回くらい何か質問できないかなと思い頑張ってみましたが今回は内容の理解で精いっぱいでした.またこのような場があった際にはしっかりと機会をモノにしていきたいです.
今回の会合を通して,研究内容といったことはもちろん,その研究に用いられた解析手法や専門用語など,まだまだ私の知らないことだらけであるということを痛感し,より積極的に勉強するべきであるということを学べました.発表内で多く用いられる専門用語を早く覚え,発表の流れに乗りながら理解していけるようになりたいと感じている次第です.
その一方で,この数か月の間の勉強を通して理解できる発表の内容も多くなってきたことも事実であり,自分の成長を感じることができました.特に以前は理解できなかった発表を今回改めて伺った際にはその多くが理解できるものとなっており,二回目であることを踏まえても非常に嬉しく感じられました.発表の内容が理解できるようになったことで,研究の内容や,研究発表を聞くことそのものについても非常に面白く感じられるようになってきたため,この面白みをより感じていけるよう,もっと頑張っていきたいです.
正直なところ,様々な先生方が集まるすごい場所に私のようなB3の者が出席してもついていけるのか不安なところではありましたが,その不安が全くの杞憂であったとはっきりと言えるような,非常に有意義な2日間を過ごすことができました.今回の経験を基に,他の会合や学会などにも積極的に参加していこうと思います.
今回の会合への参加を通して,大まかに私が感じられたことは以上となります.
最後まで読んでいただき,誠にありがとうございました。
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