ども! 3年生の山中です.
今回は11/14~15に京都大学宇治キャンパス・防災研究所で行われた,
異常気象研究集会「
異常気象の発現メカニズムと大規模大気海洋変動の複合過程」のお話です.
↑リンク飛べます.
2日間を通しての正直な感想は..まだまだ地球にはわかっていないことが沢山あって,そこが面白い..!といった感じ.
今回の研究集会は(1)大規模大気海洋変動(2)異常気象の発現メカニズム(3)成層圏と気候といったお品書きでした.
流石日々異常な現象を見ている研究者の皆さん,目の付け所も一味違っていて,発表&質疑が多彩で議論も活発でした.
研究室に配属していただいてからこれまで,色々なお話を解らないなりにも聴いてきましたが,楽しそうに議論するなぁという印象を特に受けた研究集会だったかも知れません.
個人的に興味深かった発表は..
〇九州大・藤原圭太さん(学生)「温低化に伴うSandy(2012)の降水強化に及ぼすメキシコ湾流の影響」
〇九州大応力研・江口菜穂さん「台風の発達過程への成層圏力学場の影響」
〇気象研・出牛真さん「北半球冬季における成層圏オゾン変動が季節スケールの対流圏循環に及ぼす影響」
などです.しかしまあ毎度のことながら駆け出しの私には大先生方のお話は難しすぎて理解が及ばずに終わったので,もっともっと勉強しようと思います.
また,この研究集会では4人の学生が発表しましたが三重大からはM1の中西さんが登壇しました.
面白かったのが,学内発表では聴衆からの反応が淋しい中西さんの発表に専門家たちが興味津々だったこと.
やはり聴く人が聴くとめちゃくちゃ面白い研究なんだと改めて思いました.
先輩も,たくさん意見を貰えて嬉しそうで羨ましかったですね.
私も面白い研究をして先生方とディスカッションしてみたいです.
+ 余談..
実ははじめ,異常気象研究集会の話を先輩から聞いたときは
「面白そうだけど学会で出費大きくてお金ないから行かないでおこう・・」などと思っていました.
だけど先生が「遠くの学会には行って近くの研究会には行かないのはけしからんぞ」と仰ったのを聞いて,
確かにそうだと改心し,実家から通うことにしました.
神戸からだと意外と近く(金銭的に),久しぶりに母の料理も食べられたので良かったです(^ o ^)/
2020年は気象学会(秋季)が京都開催のため異常気象研究集会はなし?との話が出ていたそうですが
やはり2020年もまた開催されるそうなので,来年もぜひ参加したいと思います.
次は多少の知識を携えて..(苦笑)
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