みなさん、こんにちは!M2の平賀です。
11月24日と25日に名古屋大学で行われた、2024年度中部支部研究会に参加しました。今回は僕は発表を申し込んでいないので聴講のみとなりました。それでは日記を書いていきます!
1日目
高校の地学の教科書における「地球温暖化」の取り扱いについての発表も面白かったです。地球温暖化による影響は、教科書会社によってまちまちだそうで、冬の豪雪や海洋温暖化についてはまだ書かれていないそうです。
地球温暖化の問題というのは、地球科学的なメカニズムだけでなく、政治や資本主義経済が大きく関係していると思います。様々な分野が絡まる複雑な問題なので、それを複合的に学ぶために地球温暖化という科目を作った方がいい気がします。海外では「気候変動」が学校の必修科目になっているところもあるそうです。
深層学習による大雨発生を予測するという発表もありました。各地方気象台には大雨予報をするために、長年の勘や秘伝のたれのようなものがあると思いますが、深層学習とどちらが予測できるのか気になりますね。
1日目の夜は、気象学会中部支部の懇親会に参加しました。参加した方々の大部分が気象庁職員か気象庁内定者だったので、気象庁の中の話とか研究の話とかを聞けて良かったです。
2日目
女島のおける水蒸気フラックスと九州北部における水蒸気フラックスが、下層より中層の方が関係しているというのが不思議でした。下層の水蒸気は、どこの降水量と大きな関係があるのか気になりました。
中部山岳地帯風下の太平洋のできるJPacCZに関する発表も面白かったです。日本海にJPCZができる原因はいくつかありますが、JPacCZができる原因は、中部山岳以外に何があるのか気になりました。海洋前線との関連も気になります。
それでは今日はこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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