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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「研究会」の記事一覧

Hotspot2国際ワークショップ@富山

はじめまして、今年度からM1として入学しました原です。

6/1618に富山で行われたHotspot2国際ワークショップに参加してきました。富山に行く当日の午前まで実習航海に乗せていただき、下船してそのまま富山に向かいました!

初めての書き込みにまごついていたら、あっという間に時間が経ってしまいました。時間は大切にしないといけないですね。

まずは国際ワークショップだったということもあり、その英語に圧倒されました。口頭発表はもちろん、ブレイクアウトセッションでも非常に厳しさを感じました。英語を話す以前にリスニングが全くできず、物凄い無力感で普通に凹みました。いつか英語でポスター発表することを考えると……それはまた考えます。

ポスター発表は自分の研究テーマ関連のインスピレーションを得られればと思い、色々関連しそうなポスターを見ていました。その中に台風の温帯低気圧化を取り扱っている発表があり、お話も聞くことが出来ました。その手の分野の研究数がまだまだ少ないことを話されていたのも印象的で、興味深かったです。これからもっと面白くなっていく気がして、少し手を動かしてみようと思える非常に良い機会でした!

また、学部4年生時に指導していただいた先生ともお会いでき、軽く生存報告もできました。(言うてもまだ卒業から3か月程ですが)

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・おまけ

ワークショップとは別のお話になりますが、せっかく初めての勢水丸に乗ることができたので乗船の感想も書きたいと思います!

今回はTAとして学部生たちをお手伝いする立場として乗船していたのですが、まだまだ実力、経験不足で一緒に乗ったTA二人に頼り切りでした。4日間の短い期間でも反省点の多い乗船となりましたが、初めてのラジオゾンデ観測も体験できて非常に良い経験となりました。また機会があればぜひ乗りたいです!次はもっと上手にやります!!

それでは今回はここまでになります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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中緯度大気海洋相互作用Hotspot2国際ワークショップ@富山国際会議場

こんにちは,M1の平賀です.
 
6月16日から18日にかけて富山国際会議場にて行われたHotspot2国際ワークショップに参加しました.今回はそのことについて地球日記を書いていきます.
 
口頭発表
発表はすべて英語で行われました.英語の意味を理解しながら,発表内容について考えることはかなり難しかったです.自分の研究内容に関連することは英単語の意味もわかっているので少し理解できるのですが,それ以外の発表においてはついていけなくなることが多々ありました.まだまだ英語の勉強をしなきゃいけないなと感じました.
ただ,立花先生は,ダイナミックに講演台から飛び出して発表しており,またゆっくりはっきり英語を話していたのでわかりやすかったです.すっと英語が入ってくるようで,やはり伝え方は大切なのだなと実感しました. 
 
ポスター発表
JpGUに続いて英語(来る人はほとんど日本人なので日本語)でのポスター発表を行いました.
外国人の方も一人来てくださいました.英語での発表は慣れていないので少し緊張しましたが,陽気な方だったので楽しく質疑応答できました.7回ほど質問が来て,1回英語で打ち返して,4回Yesとしか答えられなくて,2回隣にいた英語ペラペラの方に翻訳してもらって答えました.Yesとしか答えられなかった時は,質問の意味は理解できていたのですが,それに対する英語での答えが浮かびませんでした.わかっているのに伝えられなくてかなりもどかしい思いをしました.単語や身振り手振りだけでもいいので伝えたらよかったな,と後になって思いました.
打率としては,1割4分三厘なので,せめて5割はいきたいです.まだまだ英語の勉強が必要だと実感しました.
自分の発表を聞いて下さった方々からは,熱帯大西洋の対流活動が活発になる原因は何か,OLRインデックスに見られる長期変動の原因は何か,実際に北極にはどのような現象が起こっているのかといった質問をいただきました.今まで大雑把な解析をしていましたが,現象理解のためにも細かな解析も必要だと感じました.
 
他のポスター発表では,北大の田村さんのオホーツク海の海氷と北海道の気温との関係についての研究が面白かったです.日本の冬において北からの風が吹く気圧配置の時,オホーツク海の海氷減少により海面が露出することで水蒸気が増え気温が上昇するとのことです.海氷の”穴”を通らない北西の風の時はそのような現象は見られないというところも面白いと思いました.
あとは西川さんの,四国沖の黒潮の蛇行による高気圧性渦についての発表も面白かったです.渦と黒潮大蛇行の相互作用についても気になりました.
 
 
また,同じような研究をしている学生や,同期,先輩後輩などたくさんの方々との交流があり,さらに研究を頑張ろうという気持ちになりました.
 
それでは今回はここら辺でおしまいにします.最後まで読んで下さりありがとうございました.                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

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The 2nd international workshop of Hotspot2: Mid-latitude Ocean-Atmosphere Interactions: Their Processes and Predictability @Toyama

Hello everyone!!!

I'm Tomoya Tsunekawa, a second-year master's student at Mie University. I participated in the Hotspot2 International Workshop. I would like to report about it. 
Since this is an international workshop, I wrote the first part in English, but I'll write the rest in Japanese.

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今回私は初めての国際ワークショップ参加だったため、開催まで少し緊張していました(自分が発表するわけでもないのに)。自分の英語能力について、Listeningには比較的自信があり、WritingとSpeakingは壊滅的という状況でした。しかし、nativeの発音にはやはり対応しきれなく、聞き取るのに精一杯でした。世界で最も多くの国で使われている言語なので、もっと勉強しないといけないなと痛感しました。

また、海外の方の研究に触れるいい機会でした。質疑応答でも感じましたが、黒潮についてのことや、全球規模でのことに興味を持っている方が多いように感じました。やはり、僕らもアメリカのある州の気象現象何か知ってますか?と聞かれてもわからないように、局地的な現象にはあまり興味を示していただけないみたいです。論文や自分の研究を進めるにあたって、自分の研究が世界からどう見えるかを考えなければと感じました。

ポスターセッションも盛り上がっており、僕自身も興味がある研究発表している方と議論ができたので、これだけでも富山まで来たかいがあったと思いました。

そして、研究集会といえば夜の部も欠かせませんよね!僕は富山そのものが初めてだったので、何もかもが新鮮でした。富山ブラックから氷見うどん、そしてなんといっても海鮮がとてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

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This is my report on the international workshop in Toyama!
See you next time!

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気象・同化/応用合同コロキウム@気象庁気象研究所

ご無沙汰しております。M2の恒川です。
しばらく投稿をサボってしまっていましたので、久しぶりの投稿となります。

今回は、6/1に気象庁気象研究所で開かれたコロキウムに参加してきましたので、その模様をお伝えします。

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このコロキウムは、立花先生らが行った2023年1月~の日本海JPCZ観測の結果の速報と、気象研の幾田さんが行った観測結果を基にしたゾンデ観測同化実験の紹介の2つがメインの話題でした。

まずはじめに、立花先生と新潟大学の本田先生のお二人から観測結果の速報を発表していただきました。
やはり、観測史上最強クラスの寒波が襲来したときの海上ゾンデ観測であったため、とても貴重なデータとなっており、気象研の方々からの熱い議論が繰り広げられました。また、本田先生からは日本海北部での海洋前線域での高密度観測について発表されていました。この海域での観測は過去に前例を見ないものであるため、様々な新事実が解明されることに期待が寄せられていました。


次に、幾田さんからゾンデ観測同化実験の紹介がありました。4月の中旬にオンラインで少し紹介があったものに+αされた内容となっていました。自分もまだまだデータ同化について学び中であるため、プロの方の手法や気にしなければならない点など、学ばせていただくことができました。

そして、コロキウムの後、身内での研究の紹介に移り、JAMSTECの山崎さんからは全休のデータ同化についての紹介がありました。

その後、僕のほうから2022年1月に行われた観測のゾンデデータ同化実験の解析結果を発表させていただきました。データ同化についてまだあまり詳しくなかったため、質問に対処しきれない部分もあり反省していますが、逆にプロの方が気にされるポイントであったり、アドバイスもたくさんいただけたので、とても有意義な時間でした。連れて行っていただいた立花先生、アドバイスをいただけたコロキウム参加者の方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。

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以上、コロキウムへの参加報告でした!
1ヶ月も投稿が遅れてしまい、大変申し訳ないです。これから、なるべく早く投稿します…

では、また次の記事で。

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後日談

つくばからの帰りに、線状降水帯による大雨の影響で新幹線が止まり、帰れない事態に遭遇しました。見てください下の画像。新幹線沿線にぴったり重なるように雨が降り続いたんです!

僕は乗車中に三島駅で止められたため、東京駅に引き返した後、新幹線で一泊したのち帰宅しました。
なかなかない貴重な体験でした!

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Hotspot2国際ワークショップ@富山

ご無沙汰です!M2になった山本です。

今回は去る6月中旬に行われた富山での新学術Hotspot2の国際ワークショップについて振り返ります。

初日は野中代表の講演から始まり、午前は中緯度大気海洋相互作用に関わる全般的なお話が中心的でした。特に北大の見延先生の講演はとても印象に残っています。午後は春日さんの発表もありました。

初日のポスターセッションは聴く側としていろいろなポスターを回りました。その中で印象に残っているのは、長崎大の山崎さんの発表です。
彼女の発表は昨年の6月に行われた梅雨期集中観測のデータを使って、解析を行っていました。我々が観測したデータが人の手によって利活用されているのを目の当たりにすることができて本当に良かったです。

2日目には立花先生の発表やブレークアウトセッション、そして午後には自分のポスター発表がありました。ブレークアウトセッションでは、中緯度大気海洋相互作用の今後についてや若手の参加の意義やその促進についてディスカッションしました。ほとんど発言することができなかったので、もっと英語力を身につけないといけないなと痛感される瞬間でした。



↑2日目のポスター発表の様子(撮影:立花研 恒川くん)

自分のポスター発表には、見延先生やJAMSTECの山崎さん、気象研の柳瀬さん、東大先端研の中村先生などの方々が聞きに来てくださり、厳しい指摘だけではなく優しく今後についてのアドバイスなどをたくさんいただきました。また、富山で再会した他大学の学生たちとも研究について意見交換することができました。
また、この日の夜はそんな他大学の学生のみんなとたくさんの交流ができ、また、交友関係を広げられました。

最終日は天野さんの発表がありました。研究室の同期が英語で発表しているのを聞いて普段の日本語での発表との違いを思い知らされました。

日本での国際ワークショップ、内容を理解するのも発信するのも日本語に比べて難しいですが、英語でのコミュニケーションや発信することの重要さを身にしみて感じました。

新学術Hotspot2もいよいよ最終年度。ラスト1年も活発な研究になりますように・・・。

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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