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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「研究会」の記事一覧

日本海JPCZミニワークショップ in下関

はじめまして、B4の加藤実紗です。

 

4月22,23日に下関で行われた日本海JPCZミニワークショップに参加してきました。

今回は久しぶりの対面ということで、どんな話が聞けるのかなと行く前からワクワクしていました。(もちろん感染対策もしっかりされていました)

 

1日目

水産大学校の所有する観測船である耕洋丸の中で、観測についてのお話を聞きました。

実際の観測計画について船員さんも交えて議論が行われました。耕洋丸がどんな航路をたどって観測を行うのか、実際に可能であるかどうかなど…それぞれの道の専門家たちが意見を出し合って話し合いを進めている様子はとてもかっこよかったです。

 

その後船内の見学をさせていただきました。船員さんが一か所一か所丁寧に説明をしてくださり、興味深く見学することができました。特に衝撃だったのは、船の中で壊れたパーツはほとんど船内で新しく作り直せることです。まるで船の中に小さな工場があるようでした。








2日目

水産大学校で研究議論が行われました。本田先生や他の大学の学生たちのいろんなお話を聞くことができました。コロナのため当初の参加予定人数より少なめでの議論でしたが、アットホームな雰囲気での話し合いができました。

学生にも自己紹介の機会を与えてくださり、まだ研究テーマが定まっていなかった私にもしっかりコメントをしてくださいました。

 


2日間、貴重な対面でのワークショップということで贅沢な体験をさせていただきました。勢水丸とは比べ物にならないくらい大きかった耕洋丸、画面越しでない先生たちのお話など…実際に現地に行くことでしか得られない経験をし、非常に満足のいった2日間でした。

私は船には弱いので観測には参加しないと思いますが、実際に参加した人の話をたくさん聞かせていただくつもりです。

 

P.S.

耕洋丸の一等航海士さんが知的で素敵な方でした。観測に行く予定の人はぜひ色んな写真を見せてください。

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耕洋丸見学とJPCZと日本海に関するWS (2021/04/22-23@下関)

お久です!M1になりました,山中です.

今回は実に1年ぶりの出張であった「耕洋丸見学とJPCZと日本海に関するWS」について紹介します.

耕洋丸は,水産大学校の実習船で,2021/22冬季の日本海観測航海(Hotspot2)で活躍する予定の船です.
①その耕洋丸の下見,②船員さん-先生方の航海計画の練り合わせ,③研究議論の3つの目的で今回のWSが催されました.
そして私は,冬の日本海を是非体感したい!私に観測させてくれ!という思いを抱いてこのWSに参加しました.
~1日目~

耕洋丸.同じ実習船だけれど勢水丸とは比にならぬでかさ.
耕洋丸の研究室で観測計画の練り合わせ.大気側と海洋側でそれぞれやりたい観測を共有.
海洋側のモチベーションも聴けたことは,観測のとき役立ちそう.
冬の日本海はその危なさから観測が多くなく,未解明なこと(お宝)が眠っているとのこと.
船員さんは所々表情がこわばっていた.

藩長である立花先生のお話.久しぶりの対面ですごく楽しそう.

水産大学校の柏野先生.はっきりした御性格で,発言が鋭く面白い.

研究議論.正直JPCZのことは一般レベルの知識しか持ち合わせていなかったが,
今回お話を聴いていて,陸海空結合系の複雑な現象であることを知り,非常に興味深かった.
客観的な定義がまだ無いというのも驚いた.日本の冬に訪れる"未確認生物"のようで,研究のロマンとポテンシャルを感じた.


その後,船内見学をさせていただいた.不慣れな者(さらに方向音痴)には迷路のようだった.

ここでゾンデを揚げる予定.
ブリッジの一画のこのテーブルに受信機を置く予定.ゾンデを揚げる場所のほど近く.
この詳細については,今後資料を作る予定.



・・・・・



面白かったことの1つのは,この海賊対策ボタン.
これを押すとなにが起きるのかは聞き逃したが,海賊に遭遇することを想定しているのがリアルだった.

~2日目~

水産大学校.途中,高校生と間違えられて少し嬉しかった.

研究議論.本田先生の胃袋のお話は今まで何回も聴いたことがあったけれど,
現地で今冬の観測に思いをはせながら聴くとまたより一層興味が湧いた.ぜひそちらも観測したい.

海の研究者の方のお話も新鮮だった.
日本海って日本人にとってはめちゃくちゃ重要だけれど,案外未開拓な海なんだと改めて感じた.(もしかして耕洋丸ってそういう意味?)

学生も自己紹介をさせてもらった.(私の発表シーンは写真が無かった涙)
私はそこで乗船立候補をしたが,柏野先生から「覚悟してださいよ」と目を見て言われた.
正直1回しか船に乗ったことがないから,冬の日本海に私の三半規管が耐えられるかわからない.
今度の新青丸航海で様子見.

先生方は我々のうっすい話にも真剣に耳を傾け,話を拡げてくださった.温かかった.
研究スライド持っていけば良かったな..研究テーマ,日本海と全く関係ないけれど.

今冬の観測,陸上部隊(無人島)も楽しそうだなと思いながら,やはり私は船が好きだから船に乗りたいな.
体が2つあれば,陸にもエントリーしたんだが.

てな感じで.実に充実した2日間でした.はてさて観測メンバーはどうやって決めるのかしら.

なんとしてでも乗りたいから,今度の新青丸航海でゾンデの腕を磨くとします.

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Hotspot2 & TM会

お久しぶりです.
M1の竹端です.

今回はHotspot2でのポスター発表とTM会について報告します.


<Hotspot2>

新学術Hotspot2の領域全体会議でポスター発表をさせていただきました.
オンラインでの発表となりましたが,今回使用されたgatherというツールはとても使いやすかったです.昔のゲームのような画面で遊び心を感じました.

多くの方にポスターを見ていただき,活発な議論を行うことができました.解析手法についていくつかコメントをいただけたのでとても良い機会となりました.今後の研究に活かしていきます.

「居酒屋」という共同スペースがあり,夜はそこで他大学の学生や先生と雑談をしました.(ほとんど三重大+東大先端研の学生+見延さん,といった感じでしたが)
自作PCの話は何かと盛り上がりました.


<TM会>

こんなご時世ですがTM会は少人数で対面で行われました.
今までオンラインの発表ばかりだったので口頭での発表は初めてでした.発表前は少し緊張しましたが,話しているうちに慣れてきました.

多くの先生方から様々な指摘を受けました.特にENSOの専門である植田先生からはラニーニャ関連の有益なアドバイスをいただきました.
今回指摘された点をしっかりと解析し,さらに研究を深めていきたいと思います.

会終了後はもちろん懇親会などはありませんでした.せっかく北海道に来たので何か美味しいものを食べて帰ろうと思い,一人でスープカレーのお店に寄りました.
これがめちゃくちゃ美味しかったです.やはり北海道の食べ物は美味しいなと改めて感じました.

今後も北海道に行く機会はあるので色々と開拓していきたいです.

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Hotspot2&TM会

こんにちは!
もうすぐM2になるM1の加藤茜です。

本日はHotspot2のポスター発表会とTM会の報告です。


<Hotspot2>
このご時世ということもあってやっぱりオンライン発表でしたが、今回使ったgatherというツールは、今までのものに比べてかなり発表しやすかったです。

というのも、ポスターを誰が見ていて、誰と話しているのかがわかりやすいからです。
zoomだと外から見たとき誰がルームに入っているのかわからないせいで、気軽に覗きに行くのに躊躇いを感じました。
でも、gatherだとポスターを見ている人や発表者と会話している人が外から見えるので、どさくさ紛れに見に行くことができ、多くの発表を聞けました。

口頭発表も面白く、研究者のみなさんが研究を楽しんでいる感じが印象的でした。
立花先生が以前、「研究は楽しいもの」とおっしゃっていましたが、まさにそんな感じがしました。Hotspot2の内容とは直接関係ない研究をしていますが、修論に向けて大変なことも多いと思いますが、少しでも楽しんでやれたらいいなと思いました。
(なんか上から目線ですいません。おまけに意味深なことを書いてますが何かあったわけではないです……。純粋に大人になっても楽しみを失わない人っていいなーという話です)



<TM会>
続いてTM会の話です。
去年も発表させていただいたのですが、相変わらずフランクな雰囲気でとても発表しやすかったです。

筑波大学の植田先生を始め、多くの方々から有益なアドバイスをいただいたので、順次試していき、修論を仕上げたいと思います。

また、同期の子がすでに論文を書いているという話を聞いて、自分も論文を出したいなという思いが強くなりました。

引き続き研究を頑張ります!

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Hotspot2でのポスター発表とTM会

お久しぶりです.
山中です.

この記事では,3月に参加した2つの研究会について振り返りたいと思います.

~Hotspot2全体会合~

新学術Hotspot2の全体会合に参加し,ポスター発表させていただきました!

オンラインでのポスター発表でしたが,
今回導入されたgatherというシステムが,かな~り実際のポスター発表に感覚が近く,
たくさんの研究者や学生の方とラフに議論・交流することができ,楽しかったです.

とくに,実際にモデルの開発をしていらっしゃる研究者のお二人とお話ができたことと,
私と同じくCMIP6のデータを使って研究している同級生と出会えたことが,大きな収穫でした.

また,口頭セッションでの研究発表も興味深く,中緯度海洋について関心が高まりました.
今の研究テーマはあまり中緯度海洋と関係性がないのですが,私も別口でなにか研究してみたいななんて思ったほど.


~TM会~

略称TM会(正式名称はメモし忘れました,すみません)に参加しました.
おととしは聴講のみの参加でしたが,今回は発表もさせていただきました.

初めての口頭発表でしたが,非常にフランクな場で自由に発表でき,個人的には大満足でした.
また,たくさんの鋭いご指摘もいただき,もっと慎重に論理を組み立てながら研究を進める必要があるなと感じました.
まだまだ解析できることが沢山あるので,これからも楽しく頑張りたいと思います.

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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