こんにちは.M2の大橋です.
11月18日~19日に北大低温研で行われた研究集会に参加してきたので、そのときの様子を報告します.
早朝便の飛行機に乗り,セントレアを出発し10時頃に新千歳空港に到着しました.
そこから電車で札幌駅までいくのですが,途中,駅にとまり電車のドアが開く度に,乾いた冷たい風が入ってきました.
席に座れずドアの前にたっていた私は,その北海道を感じる気持ちがいい風にしみじみと感じていました.
電車に揺られながら,外の景色をぼーっと眺めていたのですが,11月下旬にもかかわらず紅葉が綺麗でした.
また,雪が好きなので,雪が積もっている場所を探していましたが,特に雪が積もっている場所はありませんでした.
それが今晩あんなことになるとは...
お昼にラーメンを食べ英気を養い,北海道大学へいき研究集会に参加しました.
参加している研究者・学生の専門分野は大気から海洋と幅広く,初日は主に気象の発表が多かったです.
アメリカ北部で接離したおおきな渦が,ヨーロッパまで移動し,日本の冬に異常気象をもたらす研究や大西洋の高低気圧とインド洋の熱源が連動によって日本に異常気象をもたらす研究など大気大循環の研究が特に私の興味を惹きつけました.
私も1日目に発表し,質疑応答では,今まで思い浮かばなかった新たな解析の案をいただきました.
この研究集会の雰囲気は,20人規模で少人数ということもあり,学生・教授間での交流が活発でした.
発表の途中でも分からないことがあれば質問し,発表者の研究を深め合います.
研究集会終了後は,懇親会を行いました.
普段話さない先生方や初めて出会った同期と仲を深めることができました.
懇親会が終わり外に出ると,そこには白銀の世界が一面に広がっていました.
札幌では,少しの時間でここまで雪が積もるのかとみんなではしゃいでいました.
次の日の朝には北海道大学内で雪と紅葉の綺麗な景色がみられました。
2日目は主に海洋学専攻の学生の発表と気象学専門の先生方の発表がありました.
今まで知らなかった太平洋・大西洋からの極域への海流の流れについて知ることができ新鮮でした.
指導教員である立花先生の発表も興味深く,普段テレビ出演しているからこそ感じる市民と研究者との齟齬についてお話されていました.
この2日間とても有意義な時間でした.
来週も名古屋での気象学会中部支部研究集会と京都での異常気象研究集会が続くので楽しい1週間になりそうです.
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