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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「学会」の記事一覧

秋学のお話。

肌寒い季節がやってきましたねー。こんにちはB3の関です。

10月28日に京都の秋学に行ってまいりました。
もともと行く予定はなかったのですが周りのみんなが行くからというかるーい気持ちで参加しました。それも車に同伴するというちょっとしたドライブのような感覚で。。。

さてさて、僕が秋学で印象深いことは再解析という手法がまだまだ完璧ではないということです。
そのときは熱帯低気圧?を説明していました。補正を加えているJRAやERAなどのほうが熱帯低気圧を再現することには向いていて、NOAAなどのようなNASAが提供しているものには補正がないのでうまく再現できないという話をしていました。

今後自分が研究をしていくときに再解析でどれを使えばいいのかを吟味する必要があると思いました。

それではこのあたりで。

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中部支部 in 東海大学 with ふじやま

【気象に興味を持ちたいなら旅をしよう!】
どうも、こんにちはB4の澤井です。
人生初の学会発表というものを体験してきました。
11月24日、日本気象学会中部支部in東海大学。
名前からして、大きなホールで大多数を相手に発表!?
と連想しそうですがそんなことありませんでした。
それでもとっても緊張しましたよ。
上手くしゃべれないやら、質問攻めに合うやらで体がほてってくる。
発表を終えた頃には喉がカラカラ。
反省点が多く見つかった1日でした。
富山大学の学生さんが「今日、こうして青空を見るのは久しぶりです。」
と言っていたことが一番印象に残りました。
この時期になると日本海側では晴れの日が少なくなるとのこと。
太平洋側で暮らしている私には実感のわかないことでした。
その学生さんにとってみれば、「こんなにも気象が違うんだ!」
という驚きがあったに違いないですね。
自分は「富士山見れた!わーい(^^)」と心の中で思っていただけだったので
意識のレベルに差を感じて恥ずかしかったですね。
同じ日本でも住む場所が違えば体感できる気象も違う。
今度は日本海側を旅したいですね。

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秋季気象学会

こんにちは、B3の河野です。
10月28日~30日に行われた、秋季気象学会に参加してきましたので、ご報告をさせていただきます。

今回、私は学会1日目と3日目に参加しました。
1日目は平松くんの運転で、関くんと3人で地元愛知からはるばる車で京都へ。
…運転してもらうって、とても楽だと思ってしまいました。
肝心の内容ですが、4℃気温が上昇したときの日本の極端降雪の変化という発表が興味深かったです。その他にも聞きやすい発表も多く、低温による日本の死者数と気温の長期変動についての発表が面白かったです。
帰りも運転してもらい、とてもありがたかったです。

3日目は1人でJRを乗り継いで京都まで行きました。
京都駅で迷わないようにと下調べをして行ったはずだったのですが…正しい出口なら見えるはずのない京都タワーが目の前にありました。
反対側へ戻ろうとすると、今私が来た方向へ向かう金井さんに遭遇…。その後無事会場へたどり着けました。
3日目はポスターセッションにも参加させていただいたのですが、興味深い発表がたくさんありました。みなさん積極的に質問されていて、圧倒されながらもこっそりポスターを見させていただきました。
午後の発表には、電車も好きな私としてはぜひ聞きたかった、比良おろしと電車の運行管理の関係についての発表がありました。気象情報をうまく活用することで、電車の運行にも役立っているのだと分かりました。他にも気象予報士の方の発表なども多く、とても興味深かったです。
帰りは迷子になることなく帰ることができました。
長々と書きましたが、これで終わります。

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秋期気象学会@京都テルサ


お久しぶりです。B4の井上です。
今回は、10/28-29京都での秋期気象学会について報告します。

人生最後の学会になるかもしれない今回は学んだことや楽しいことが沢山ありました。


1日目;

まず、
企業展示で、Dagik Earthのブースに行きました。
こういう展示の仕方もあるのだと驚き、お金があれば
学祭でもやってみたいと田川さんと盛り上がりました。

   
午後からは、
気象庁の前田さん達による2014年のEl Ninoについての発表を連続して聞きました。
El Ninoの成長を抑制した犯人として、西風バースト・PDO・IPOが考えられているのですが

今回の発表では、

PDOにともなう南太平洋のSSTが2000年から不偏差が継続していることによる
南からの冷たいSSTの流入によるものではないのか?

ITCZのSSTが高く、南北差が過去最大であったため子午面循環が強化され
WESフィードバックが発生したのでは?

という新しい犯人を発見するお話でした。


次に、
中層大気のセッションで成層圏の発表を聞きました。
受けた印象としては、「難しい!!」の一言でした。

この夏から秋にかけて成層圏と対流圏について勉強をしてきた分
BD循環やQBO、成層圏突然昇温の研究については
まだ分かるところもあったのですが、東大院生の2人が連続して40分
発表しているのを見て、怖くなり、会場から10分ほど逃亡しましたemoji

けど、難しい中でも南極の最先端の研究の一部に触れることができ満足でした。



ポスターセッションにも参加し、
POLAの「局地的な気象と女性の肌状態の分布~美肌と風の関係~」
気象研究所の「JRA-55で見られる成層圏平均子午面循環と基本場のトレンド」
東北大の「デジタルカメラを用いた雲検知アルゴリズムの開発と検証」
などなど幅広くおもしろい研究を知ることが出来ました。



2日目;emoji

廃れた大津駅にあるホテルで鼻血を出して目が覚めました

午前の部は、あちこちのセッションをまわり....
午後から京都散策!!ヘ(^o^)/♬


二条城・マルシェノグチ・菓子工房・佛教大学・漫画ミュージアム・高倉二条
・月と六ペンス・カフェビブリオティックハロー・京都御所・ようじや・京都駅と
歩き回り足がぱんぱんになりました(~o~)



最後に、

3年生の春より成長している自分を確認できたり、 どやあ
知らなかった京都を知ることが出来たり、充実した2日間でした。
こういう時間もあと半年だと思うと少し寂しいけれどしっかり楽しもうと思います♬






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2015秋季気象学会

気象と教育に関心ある人の話。
御無沙汰しております。B4の澤井です。
気象学会-秋の陣2015
今年、自分は教育実習に行ってきたこともあり
「気象教育の話」が熱かった。むしろその話題で考える時間が長かった。
対象は小学5年生
・風は西から東に吹くこと
・台風は北半球では反時計周りに回転し南半球では逆回転をしていること
などの内容で、授業前後での定着度を計った内容を聞いて
「気象学の入門はここからだったんだ。」
と小学生だったころを思いだしつつ頭の隅に素朴な疑問がポツポツと湧く。
四季や台風、雨、晴れといった狭い範囲の現象はイメージしやすいが
台風の経路や偏西風など、世界規模の話はイメージしづらいのではないか。
天気図はテレビでは見たことあるかもしれないが見慣れてはいないだろう。
ましてやパソコンもテレビもない環境下だった場合も理解に苦しむと思う。
どうやって先生は授業展開しているのか非常に気になった。
気象学をはじめ、地学は生活に関わってくる学問である。
しかしその教育はほとんど中学校までで終わってしまい、もどかしい。
天災の多くは地学なのに…。
どうしたら地学の教育が盛んになるのだろうか。
といったことばかり考えていました。
以上、教育者か研究者かエンジニアかよく分からない人によるブログでした。
かたい内容になっちゃった。

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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