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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「研究会」の記事一覧

ハピタビル全体会合@新潟大学

こんにちは!連続投稿失礼します.B4の濱口翼です.

 

今回は368日に現在桜が満開(おそらく)の新潟大学行われたハピタビル全体会合に参加したのでその内容を書いていきたいと思います.

会合には初めての参加でどのようなことが行われるのか全く知らない状態でしたが,それぞれの班で行われている研究についてや観測計画等様々なことが知れたのでとても勉強になったなと思っています.では早速書いていこうと思います.

 

1日目は計画研究班各班による自分の班が行っていることの発表でした.気象・気候ダイナミクス研究室の教授である立花先生はA01-2班に,助教の小川先生はA03-9に所属していて立花先生が所属しているA01-2班についてはある程度知っていましたが,それ以外の班の方々がどのようなことをしているのか知らなかったのでどのようなことをしているのかを知れてよい機会になったなと思っています.

 

2日目は班を超えた活動についての紹介とそれに関する議論が行われました.特に観測については三重大学が所有している勢水丸を使った観測も含まれているのでどういう目的で,どのような日程で行われているのかというのが議論されていて観測に参加したいと思っている私にとっては非常に重要な議論だと感じました.また,若手の研究者が集まっているECHOESの議論では夏に開催される勉強会についての議論があり,このようなことが行われているのかと初めて知ることが多く,とても参考になることが多かったように思います.

 

3日目は総括が行われ今後ハピタビル日本ではどのようなことを行っていくのか,また世界に向けてどのようにアピールしていくのかという議論が行われていました.

 

また,1日目と2日目の夕方にはポスター発表が行われ,研究室の先輩方やほかの大学の教授や学生の研究について聞くことができました.自分が興味を持っている内容が聞けたり,専門分野ではない生物関係の発表が聞けたりと学会とは少し性質の異なった発表を聞けたように感じています.

 

今回の会合を通しながら自分はどのような研究をやっていこうかという方針を立てることができたのではないかと感じています.特に世界にハピタビル日本をアピールしていくにはという議論は自分の中でも印象に残っていて,その部分についてさらに自分なりに解釈をしていきできる研究をしていけたらと思っています.

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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網走ワークショップ@網走地方気象台

こんにちは,B4の濱口翼です.

三重大学のある津では桜が散り,本格的に新学期が始まるような感じがしています.

 

さて,今回は22021日に北海道網走地方気象台で行われた網走ワークショップに参加したのでそのことについて書いていこうと思います.

 

早速本題に入りたいところですが参加にあたって事件が起きました.

このワークショップに参加する前に研究室のメンバーと網走監獄を観光していたのですが,途中から猛吹雪となりバスや電車といった公共交通機関は全てストップ,タクシーを呼ぼうとしてタクシー会社に連絡しましたがこの状況では向かうことができないと断られ,ワークショップに参加することができないという大ピンチに陥りました.

しかし,目の前に1台のタクシーが来て網走駅に向かう人はいないかと声をかけてくれました.その話を聞いた我々はすぐに返事をし,なんとワークショップが行われる網走地方気象台までタクシーで送迎していただくこととなりました!途中コンビニにも行かせていただき,開始時刻までに会場に間に合うことができました!その時のタクシーの運転手さん本当にありがとうございました!

 

では,このような事件もあった網走ワークショップについて書き記していきます.

1日目は現地参加した学生や大学教授,気象台の職員の方による冬の気象・気候,流氷に関する発表が主な内容でした.特に流氷に関する内容は流氷とは無縁であった私にとって非常に興味深い内容だったので,一部紹介したいと思います.

網走では1889年から流氷観測を開始しており,2025年は観測史上最も遅い流氷の初接近であった.また,戦前では樺太や千島列島でも流氷観測が行われていたが現在記録として残っているのは一部分だけである.流氷がどの時期にどのくらい来るのかという予測をするのにオホーツク海のSST(海面表面温度)が重要であるが気象庁が出しているオホーツク海のSSTデータが実際とは違う可能性があるという内容などがありました.

 

2日目は朝気象庁のミーティングの様子を見学させていただき.そのあとは網走地方気象台にある資料を拝見させていただきました.

朝のミーティングは実際気象庁ではどのようなことをしているかを見学することができて勉強になったなと思っています.そのミーティングでは20日の猛吹雪は予報では予測されていなかったようでその部分はどうしてか解析するようにと言われていました.

また,ミーティングの後には今では行われていないですが流氷の目視観測を体験させていただきました.実際にやってみると観測を行っていた人と比べて結果が全然違っていて観測の大変さと重要さを感じました.

また,網走地方気象台に残っている資料を見させていただいたときは明治時代の観測の記録なども残っていて見ていてとても面白かったです.


 21日の網走地方気象台の外観

全体を通してみると普段大学では絶対に体験できないことをやらせていただいたり,興味を持っていなかったことを聞いたりととてもありがたい経験をさせていただいたと思っています.皆さんももしこのような経験をできる機会があれば積極的に参加してみてはいかがでしょうか?また,網走ワークショップが開催される機会があれば参加したいなと思います.

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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ハビタブル日本領域全体会議@新潟大学

こんにちは、明日からB4になる北原です。
3月6日~8日に新潟大学で行われたハビタブル日本の領域全体会議に参加してきました。

1日目にはハビタブル日本に9つある計画研究班の活動内容や今後に向けての発表がありました。この1年間、ハビタブル日本という組織については知っていましたが、どのようなことをしているのかわかりませんでした。今回のそれぞれの計画研究班の発表を聞いて、メカニズム・素過程・予測と分かれていて、その中で海洋・大気海洋・大気と分かれていることがわかりました。

2日目には今年や来年に行われる観測についての説明がありました。東北沖の異常高温に関しての観測が今年も行われることになり、勢水丸には学部生も乗ることができて募集人数も多いので応募したいと思いました。また、5月には潮岬でラジオゾンデ講習会があり、大学から近いので参加したいです。

また、1・2日目の午後にはポスター発表がありました。日本近海の高海水温のポスター発表が多くあって、多くの学生が注目していることを感じました。テレコネクションやブロッキングに関する研究が個人的に興味深い内容でした。気象に関係したポスターを中心にみて回っていましたが、このような場でないと自分から海洋の研究に触れる機会がないので、次からは海洋の研究も聞いていきたいです。

今回の領域全体会議で「ハビタブル日本」という組織の大まかな全体像を捉えることができました。この1年間ハビタブル日本やECHOESという名前は知っていましたが、どのような組織かは分からないでなんとなくサマースクールに参加していました。しかし、ハビタブル日本を知ることができたので、意味を持って今後開催されるイベント等に参加していきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ハビタブル日本領域全体会合@新潟大学

こんにちは.B4吉田です.
新学期ですね!一昨日花見に行きましたが,桜の開花がとっても遅いので,代わりに河津桜が満開でした.

3/6~8に,新潟大学でハビタブル日本の領域全体会合がありました.
新潟は4か月ぶりの訪問でしたが,雪や強風の日本海を見て,冬の新潟を感じることができました.
全体会合に参加するのは初めてです.
会議とはどんなものなのか気になっていましたが,新しい成果を生み出そうと活発でユーモアのある議論がされていて,楽しかったです.
僕ら学生の末端から,先生方が中心となっている全体までを見渡すことのできる会議でした.
全体を見ると知らない分野も参加しているので,他分野との交流に対する意欲が増しました.

今回はポスター発表もしました.
卒論発表会や北海道で既に様々な指摘を受けていましたがあまり修正できずに発表を迎えたので,また多くの指摘を受けるのが億劫でした.
でも終わってみると,頑張って発表してよかったと感じることができました.
案の定同じことも指摘されましたが,複数人から指摘されることはやはり重要な問題点ですし,少しずつ違うことを言ってもらうことで,多角的な視点から問題点を捉えて,より深く理解することができました.
何度も言われると頭に残りますし.
よく先輩が言っていた「大先生に厳しい指導をいただけるのは嬉しいことだ」というのを実感しました.
もう出がらしのようになってしまった発表内容だと思っていましたが,まだ出汁は出たようです.

既に受けていた指摘の中に,小坂さんの研究である温暖化の停滞があったので,先輩には今回,小坂さんにアドバイスを貰いなさいと言われていました.
懇親会で話したらとっても優しく教えてくださって,研究のヒントになる論文のAirDropもしていただけて,ポスターも見に来ていただけました.
新潟の美味しい料理やお酒をおろそかにするほど長いこと話し込んでしまいましたが,付き合っていただきありがとうございました.

以上です.
今までの研究会は半分旅行気分で参加していたので,今回は真面目な感じにしました.
来年度からの院生ライフにつなげます.
観測船にも乗りたい!
最後まで読んでいただきありがとうございます.

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異常気象研究会2024@京都大学宇治キャンパス

こんにちは、B3の北原です。

3か月ほど時間が経ってしまいましたが、112728日に京都大学で行われた異常気象研究会2024について書いていこうと思います。

この異常気象研究会では2日間で5つのセッションがあり、高低気圧・モンスーンや温暖化、冬の気候についての発表は分かりやすく理解できましたが、その他のセッションでは数式や分からない分野だったりして聞いていて難しい話が多かったです。

また、2日目の昼休みの前にAFESチュートリアルというものがあり、AFESの実行の仕方を実際に動かしながら説明されていました。会場のWi-Fiにつなぐためのコードをもらっていなかったため動かすことができず、また気象モデルも触ったことがなかったためなんとなく聞いていました。AFESは大気大循環モデルで様々な大気のシミュレーションができるので使えるようになりたいと思いました。(後日、研究室でAFESを回してみる会があり、その時は実行できました。)

異常気象研究会は個人的に興味のある分野の発表もあってよかったけれど、全体的に難しい内容が多く理解できなかった発表もありました。なので、難しいことも学んでいってわからないをわかるにして有意義な時間を増やしていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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