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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「観測」の記事一覧

乗船実習

続けての投稿になります。B4の中村です。
6/4(火)~6/8(土)の乗船実習にTAとして乗せていただきました。
実習生として2018年の11月に乗った航海に今回は教える立場として乗りました。
今回は、主にデッキ・ウインチを担当させてもらい、観測に使う機器の準備などをメインに教えました。何回か、頭の中で教える手順を繰り返してイメージトレーニングはしていましたが、いざ教えるときになると、伝え方の工夫が必要だったり、ド忘れして固まってしまったりと、本番での慣れが強いなと思いました。これからもTAとして乗せて頂く機会はあると思うので、その際にはスムーズに教えられるようにしたいです。TAが教えられないと、実習生も困惑しますよね...。
ただ、実習後半はテキパキ進められたの僕自には1回目のTAすらとても良い経験になりました。

さて、この実習は三重大のB3だけでなく、外部の学生も乗られました。実習生とは言え、MやDの方と接するの緊張しました。しかし、実習が進むとお互いいろいろな話をしながら打ち解けられたので良かったです。京都大学さんが持参されたターボマップは初めて見させていただき、面白い形の観測機器もあるんだなぁと思いました。ヒモを引っ張り上げるの大変でした。

また、今回はもともと定点観測の予定でしたが、黒潮の端っこの方の流れに乗って、静岡の南海上まで進みました(遠州灘まで行ったと思います)。黒潮の流れが変わるだけでブイを追いかけた船はここまで進むんですね。観測前に現在地を知る度に驚いてました。

そして、今回乗船3回目にして初めて勝浦に行きました。天気に恵まれてよかったです。工事の関係で温泉探しに苦労していた人もいるみたいでしたが、僕は勝浦に降りれたこととまぐろを食べれたことだけでも幸せでした。

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陸・海・空 環境科学実習ー「来年こそは黒潮へ」

初めまして,学部3年生の山中です.
今回は,6/8~12に行ってきた乗船実習について紹介したいと思います!


  勢水丸.

(画像はクリックして大きく見ることができます)


いきなり総まとめから言っていいですか!?

いといみじう面白かりけり(めっちゃ楽しかったです)!!


今回の実習は,ラジオゾンデ,CTD,XCTD,XBT,バケツ採水等の大気と海洋を観測する術を習得し,大気ー海洋相互のつながりを肌で感じること,さらには日本の気象・気候に大きく影響を与える黒潮の実態を知ることを目的に実施されました.


最初に予定していた航路はこんな感じ.↓
  立花研の先輩方が作成した航海図.

和歌山県にある勝浦港から出発してまっすぐ東へ進み,世界有数の熱くて速い巨大海流・黒潮へ突入!そして最後に静岡県沖にある好漁場・金洲まで行き,海の雄大さに触れるというルートでした.

しかしながら結果から言いますと,残念なことにこの計画は完遂されませんでした.大気不安定に伴って波が荒れに荒れ,リスクが高いと判断されたのです.
何が起こるかわからないのが自然であり,観測であると身をもって実感できました.


☆それではまず初めに,それぞれの観測について紹介したいと思います.

ラジオゾンデ観測

ラジオゾンデ(radiosonde;独)は,センサによって気圧・気温・湿度・風向風速等の気象要素を測定し,その観測データを無線で送信することができる気象観測器です.今回使用したラジオゾンデはGPSも搭載しており,GPSの位置情報から気圧・風向風速を算出できます.このラジオゾンデを,ヘリウムガスで膨らませたバルーンにタコ糸で結び放球します.
旅立ったラジオゾンデは上空でバルーンが破裂するまでデータを取得・送信し続け大気の鉛直プロファイルを私たちに教えてくれるのです.
   
「3・2・1・放球!・・・放した!!」
まるで上京する我が子を見送る親のような気分.感動しました.

CTD観測

CTDとはそれぞれ
・Conductivity:電気伝導度(塩分を測るのに利用)
・Temperature:温度
・Depth:水深
の頭文字を取ったもので,そのほかクロロフィルや溶存酸素も測定することができる海洋観測器です.
 
「水面!」「見えた!」ウィンチでCTDを降ろしたり揚げたりします.唯々船員さんがカッコイイ.


XCTD・XBT

XCTDとXBTは先述したCTDよりもより手軽に,スピーディに海洋観測ができる代物です.
ただ,測ることのできる項目や深さが変わってきます.
 
「落ちました!」ロケットランチャーのような見た目からとは裏腹に,ボテッと静かに落ちるところにギャップ萌えです(笑)


その他,バケツ採水等

ここまで紹介した他に,基本観測として水温・水色・透明度・放射温度を測定しました.
透明度板に映える水色を見るのがポイント.


 水温の測定.

 海からの放射温度を測る.




今回のラジオゾンデ観測では定時観測ということで,02:30,08:30,14:30,20:30の決まった4回に観測しました.何でも全世界でこの時間に観測が行われているそうです.

一方CTD・XCTD・XBT・バケツ採水等ではラジオゾンデの定点観測(決まった場所で観測すること)を行いました.

それぞれの観測ではブリッジ,ウインチルーム,デッキの3チームに分かれて協力しました.
  ブリッジにて.CTDを降ろす/揚げるタイミングの指示.
ウィンチルームにて.ラジオゾンデの起動,誤差調べ,GPS受信準備,野帳記入など.
デッキにて.バルーンのガス入れ,野帳記入など.

☆それではここからはいよいよ,5日間の様子を振り返ってみます.


1日目「勝浦を堪能」

1日目はお昼頃に勝浦港に到着してから船内案内・参加者の自己紹介をお聞きした後,
勝浦の風土(食・温泉・人との出逢い)を堪能しました.他大学からいらした学生さんともたくさんコミュニケーションが取れ,充実した1日でした.
船内案内.
中西隊長による実習の概要説明.


2日目「いざ出航,黒潮へ!!のはずが・・・」

いよいよ勝浦港とお別れ.
 

うーん,いい天気だ!!ハロが見えたとの声あり.


お昼頃にCTDを2000mまで降ろし,14:30に最初のラジオゾンデを揚げました.
 
「まだ見える,まだ見える・・・あっ見えなくなった」


その後順調にXCTDやXBTの観測を進めていたのですが・・・
だんだん雲行きが怪しくなっていき,勢水丸も波にあおられシーソー状態.予想はしていましたがここまでとは(笑)

なんとか20:30のラジオゾンデを揚げましたが,デッキで放球した人は次のように語っていました.

「バルーンを手で抑えながら,必死に体幹を使って踏ん張っていたそのとき.頭上に荒波が見えたんだ.一瞬デッキが波面よりも低くなって,そのあと大量の海水がデッキに流れ込んできた.あのときは命の危機を感じたね(笑)」


 
作戦会議.ルートを変更して勝浦沖へ回避することに.
ADCP(海流流速計)によると実は一瞬だけ黒潮に入っていたそうです.


この2日目の夜はずっと岸にいたのですが,低気圧の接近に伴う北東風にあおられて揺れに揺れました.
まかない(台所)のお鍋やら何やらがけたたましい音を立てて落ち,座っている人も強制的に壁にたたきつけられ,それからすぐに反対側の壁にゴツーン!!私の友人はその夜擦り傷をたくさん作っていました.
皆々がベッドの中で船酔いに苦しんでいる最中,なぜか船酔いを全くしない人々だけがはしゃいでいました(笑)
02:30のラジオゾンデ放球に備えて待機していたのですが船員さんに「死ぬ気か!?」と言われてしまい,がっかりして床に就きました.


3日目「お互いの研究または興味のあることについての会」

3日目の夜,せっかく他大学からの学生さんがいらしているからということで,それぞれ研究や興味のあることについてお聞きすることができました.

 
各人の研究テーマについて,意見質問が活発に飛び交い,笑いもあり,大変盛り上がりました.
レベルの高い気象トークに置いていかれながらも,負けていられない!と今後の研究生活に刺激を受けた夜でした.

夜釣りを楽しむ.アジ・イワシ・サバが大量に釣れた.


その夜,初めての深夜ラジオゾンデ!!
深夜の観測は,親が寝静まってから録画しておいた映画のビデオを見るときのようなわくわくがありました.

  

闇夜に紛れ行くゾンデとともに私の気持ちも高揚していったのでした~.


4日目「忙しい集中定点観測と最後のラジオゾンデ放球」

英虞湾まで帰ってきた勢水丸.
最後だからということで,CTD・XBT観測をたくさん練習させていただきました.
5つのステーションで観測したのですが,実に20分に1回のペース.
息つく時間も余裕も与えられない時間的にハードな観測で,とてもわくわくしました.
 
最後のラジオゾンデを放球し,バルーン破裂の知らせを受けデータ受信を停止する操作をした途端,それまで興奮状態だったのが解けたのか,どっと疲れました.足がふらついて眼も霞んだほど.アドレナリンって凄いんだなと実感しました.


その夜,立花研の先輩方が航海中に取った観測結果の考察を話してくださいました.
有意性のある結果が得られなかった部分もあったとのことでしたが,どのような航路を辿ったか,どんな海況であったのか,データの見方など勉強になりました.
 
生データをその場で分析,グラフ描画する姿がめちゃくちゃ格好よかった.


・・・と,いう様子で今回の乗船実習に参加してきました.
この実習はまさに,勢水丸という素晴らしい実習船を有し,「海の底から空のてっぺんまで」をフィールドとする三重大学生物資源学部だからこそできる経験ですね!

ここで一歌.

来年は 先輩として 黒潮へ. ゾンデマスター 目指して精進  (字余り)


勢水丸の船員さん,5日間をともにし刺激を与えてくださった他大学の皆様,準備してくださった立花研の先輩方・先生方,同期の皆々,親,他すべての皆様へ心より感謝を表して.


終.

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陸海空・環境科学実習

こんにちは。B3の竹端です。
初めて地球日記を書かせていただきます。

6/8~6/12の五日間、陸海空・環境科学実習に参加しました。
長期間船に乗る実習は今回で二回目ですが、個人的に乗船実習はめちゃくちゃ好きです。船での生活は普段とは全然違っていて、ともに生活した仲間とは自然と仲が深まります。
今回はラジオゾンデやCTDなどの観測がメインということで楽しみにしていました。

初日は勝浦からのスタートで、マグロ丼を食べたり温泉に入ったりと満喫しました。二回目ということで少しずつ勝浦に詳しくなってきました。しっかりと観光しただけなので実習始まった感じがしなかったですね笑

二日目から出航しましたが海は予想以上に荒れました。自分は船酔いに強い?のかあまり酔うことなく普通に生活することができました。今回はやばい!と身構えていたので安心しました笑

東に進んで黒潮を横断する予定でしたが海況の悪化により断念。早くも引き返して陸際での観測となってしまいました。残念でしたが自然相手なので仕方ないですね。移動距離が短くなったのでインターバルの短い観測を連続して行うことになり、それはそれで観測の練習になりました。

予定通りの観測ができずに時間ができたので簡単な研究紹介が行われました。今回は他大学の学生も乗船していて多くの先輩の発表を聞くことができました。先輩方の知識の豊富さや研究に対する熱意にはとても感激しました。自分も来年から研究が始まるのでこんな先輩方のように頑張ろう!と良い刺激を受けました。

今回参加した実習を来年はおそらくTAとして参加することになります。まだまだ観測については完璧ではないですが、今回覚えたことをしっかりと後輩に伝え、来年の航海ではTAとしてのレベルアップを図りたいです。目指せゾンデマスター!

前回もそうでしたが実習最終日になると、もう終わりかーあと三泊くらいいけるのに、と思えるほど充実した実習でした。来年が楽しみです。
それでは。


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陸海空・環境科学演習~海と空を測ったら自然の不思議が観えた~

連投します.太田です.
6月4日-12日に乗船実習がありました.自分は前半(4日-8日)のTAで乗船し,観測隊長をつとめさせていただきました.
この乗船実習は毎年他大学の学生にも乗っていただいているのですが,前半は諸事情もあって,それに加えて京都大学の吉川さんとその学生,JAMSTECの茂木さんも乗船してくださいました.
観測項目も通常のラジオゾンデ観測やCTD観測のみならず,流速計や波浪計を備えたブイの放流,ターボマップを用いた乱流の計測などが加わり,非常に内容の濃い実習となりました.
実習開始時に実習生に話しましたが,「今回の実習航海は非常に貴重(レア)」というのは誰よりも自分がまず感じていたことです.
この実習でいろんな目標がありましたが,一番上くらいにあった,人生でおそらく1度しかできない経験だから,どんなにつらく感じても楽しもう!という目標は達成できたような気もします.
初日は実習の前に低気圧が通過していたこともあり,海が少し荒れました.
元々自分は乗り物全般がダメで,船は苦手な方です.今回観測隊長を務めるというのも不安でいっぱいでした.
そして案の定,午後から薬が切れてきたのと船が揺れてきたことも相まって,船酔いになってしまいます.
予定していた作業を何とかしのぐので精一杯でした.この時は共にTAで乗船していた先輩や後輩にとても助けられました.
そして,目の前では初めての乗船にも関わらす,ブイやターボマップ設置の準備をする京大生の姿がありました.
頑張っているのは自分だけじゃない!と,気合と根性と薬で船酔いをしのぎました.
薬を飲むタイミングを覚えたのか,波が落ち着いたのか,これ以降酔うことはありませんでした.
2日目からはブイを投入して観測ワッチを回していきました.
3時間おきの海洋観測と,6時間おきのラジオゾンデ観測は予想以上に大変でした.
山田先生と話し合ってTAのワッチを変更したことが非常に良かったと思います.
乗船実習には臨機応変さが重要です.
気象や海洋に関係する研究室の学生が三重大生の前半メンバーでは少なかったのですが,
どの班にも観測に積極的に参加してくれる学生がいてくれたおかげで,TAとしては楽ができましたし,とてもよかったことだと思います.
また,波が荒れなかったこともありますが,京大生も学外生も三重大生も各班の観測の際に誰一人かけることなく観測がし続けられたことは,例年海が荒れて観測に実習生が数人しかいないときもあることを思うとまさに奇跡としか言いようがない気がしました.
当初の予定では定点観測の予定でしたが,前半航海は予想に反して黒潮にめっちゃ流されました.
蛇行している黒潮の外側の黒潮に引っ張られる流れにブイが流され続け,そのブイを追いかけながらの観測でした.
気が付くとブイの投入地点の志摩半島南部から,3日目の夕方には浜名湖南部へ...
4日目には海況が悪化することが予想されたので,観測はこれにて断念.
4日目の朝には勝浦に上陸し,5日目に解散しました.
足の指を少しケガしたのと港についてからも忙しかったので,温泉に入れなかったことは残念ですが,浦島も,中の島も宿泊者限定温泉へと変わり果ててしまっていたので(浦島は工事中だから??),どっちにしても変わらなかったかなとは思います.(笑)
振り返ってみるとあっという間の数日間でした.
失敗や反省すべきこともいくつかあったし,海況の悪化で1日観測が減ってしまいました.
とはいえ,船酔いによる観測の脱落者は0で,予想外の海況によって面白い観測データが取れて,実習生のみんなが充実した日々を送っていそうであったので,初めての他大学との共同の観測をした乗船実習にしては上出来だったのではないか.
と思えてしまいます.
今回観測隊長として,船員さんや,大学の先生や,TAの皆さんや,実習生や,外部の先生や研究者の方,多くの人々とやり取りしてこの実習の準備から終わりまでを見てきました.
書類をやり取りしたり,打ち合わせをしたりと,わかっているつもりでも多くの人々と一緒に物事を進めるのはやり取りが多くて大変です.
学生だからと多めに見てくださった方もいらっしゃたと思いますが,書類の不備や連絡の漏れ等,至らない点はたくさんあったと思います.
そうした地道な努力の結果として,多くの人々による協力ができ,こうして振り返ってみていい実習だったなぁと感じることができるのだと思います.
今まで自分は他人に物事を任せることが苦手でした.
しかし,他人と協力することが前提のこの乗船実習を通して少し考え方を変えることができた気がします.
今回自分が気づかされたのは,任されたことに対して自分が譲れないところは何かを考えるようにすることと,そして,任されたチームのメンバーときちんとコミュニケーションをとることです.
ここだけは自分が関わっていたい,関わっていないとまずい.という点がなにかを考えることで,それ以外は自分以外にもできる人に任せられます.任せた人がどんな人かを知っていれば,
任せる内容にどのくらい自分の意図を込めるかも考えられます.
これは乗船実習中にTAの先輩から,「隊長は全体を見て指示をする立場,どこかの作業に集中するのはほかのTAで大丈夫」という言葉を受け,それまでは自分が受け持つ作業で手一杯だった自分が,積極的に他人にお願いして自分のキャパを開けることで,結果としてうまくいき始めた実体験から気づいたことです.
今まで自分の頭の中ではわかっていましたが,人とコミュニケーションをとっている時間があれば作業をしていた方が楽.とどこか考えていた節があります.
今回の乗船実習全体を通して,実体験を通したことで,考え方を変えることができたんじゃあないか.と感じます.

やらなくちゃいけない,という覚悟だけはやる前から決めていた乗船実習の観測隊長ですが,終わってみればいい経験ができたと感じます.
乗船実習に携わっていただいたすべての方々に感謝を申し上げます.
ありがとうございました.

この駄文・長文を読んでいるかもしれない来年M1の後輩のモチベーションとなることを願って,終わりにしたいと思います.

次回は,7月末に参加させていただく大槌シンポジウムの内容になるかと思います.
前期のレポートがいっぱいありますが,頑張って終わらせて温泉行きましょう.


蛇行にそってきれいに流されました...

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陸海空・環境科学実習

お久しぶりです。B4の峯です。
6/8~6/12に行われた勢水丸での観測実習にTAとして参加してきました。

今回は勝浦スタートです。去年は春と秋に勢水丸での実習があったのですが、2回とも勝浦には行っていません。なので、実は実習で勝浦を訪れるのは今回が初めてです。
初日は勝浦で海鮮丼を食べたり温泉に入ったりと、それなりに楽しめました。

問題はこの後です。

今回の航路は、勝浦出港後、東に進み黒潮を横断して北上し静岡沖から松阪に帰るという予定です。
自分はめちゃくちゃ船酔いするので、TAとしての仕事がまともにできるかかなり不安でした。
出港後はまあ思った通り揺れるのですぐに酔ってしまいました。
ですが、どうやら予想以上に海が荒れたらしく出港した日のうちに引き返して英虞湾に避難することに。
その日の夜、デッキに波が乗り上げてくる中ラジオゾンデを放球した後は完全にダウン...
観測も朝まで中止になったので一晩中ベッドの上で苦しんでました。

英虞湾に避難した後はずっと陸に近いところにいたので、ひどく船酔いすることもなかったです。
初のTAだったので戸惑うこともありましたが、先輩方にサポートもしてもらい、何とか乗り切ることができました。
予定していた観測はほとんどできず、データを取ることの難しさを実感しました。
個人的には大幅な計画変更に助けられたとも言えるかもしれません。

また、この実習には他大学の学生も多く参加してくれました。
自分と同じB4の学生も6人もいて、研究テーマや関心のあることについて話せていい刺激になりました。
このように他大学の学生と交流できるのも、この実習の良い所だなあと思いました。

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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