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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「学会」の記事一覧

気象学会&JpGU@オンライン2021

こんにちは!
最近ポケモンカードゲームにハマり始めたM2の加藤茜です。
デッキ編成を凝りだすと、お金と時間がどれだけあっても足りないと気付いたのでほどほどにします……。



さて、今回は気象学会とJpGUについてです。

まずは5月18~21日にかけて行われた気象学会の報告です。
今回で3回目となる気象学会で、オンライン開催にも慣れたのでこれと言って困ることもなく発表日当日に。

が、オンライン発表だとたまにある全然人が来ない現象が発生しました……。誰も来ず、開店休業状態でコアタイム終了……。

チーンという効果音が聞こえた気がしましたが、翌日にコメントがあり、ちょっと嬉しかったです。

また、若手会で他の大学の同期と交流できたので楽しかったです。
話したことがなかった人たちから、研究テーマが特徴的だから知ってたよーと言われて、意外とみんな見てくれているんだなーと嬉しく思いました。


続いてJpGUの話。
JpGUは去年の初日、ポスター発表のためのツールそのものがフリーズするというハプニングがありました。おまけに誰も来ませんでした。

今年は別のツールを使っていたのでフリーズはなく、気象学会と違ってZoomに何人か人が来て下さりました。
ありがたやありがたや。



最後に、全体を通じてのまとめです。
現在、投稿論文を執筆中ですが、質問をもらったことでどんな情報を書いたらいいのか把握することができました。プロの研究者の方たちが気になるところは当然、査読者の方々も目を向けるでしょうし。

正式に投稿できるまでには時間がかかりそうですが、せっかくの研究成果なので一定の完成度にしたいと思います。頑張ります。

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雪氷学会学生優秀発表賞受賞の報告

連投失礼します.M2の太田です.

11月に発表した雪氷学会の口頭発表部門にて,学生優秀発表書をこの度,受賞させていただきました.
正直,受賞理由に心当たりはないのですが(汗),研究内容を評価していただけたことは非常に嬉しく思います.
指導いただいている立花先生,研究の相談に乗っていただいている安藤さん,
いつも和やかな雰囲気を作ってくれている研究室のメンバー,
学生活動を応援してくれている家族や友人,
関係する皆様に感謝申し上げます.ありがとうございます.

残り時間は少ないですが,引き続き,修士論文,投稿論文にむけて頑張りたいと思います.

※雪氷学会の雑誌「雪氷」の3月号に受賞の言葉が掲載される予定だそうです.
一応,告知しておきます.

雪氷学会リンク
大学HPリンク
研究室HPリンク

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学会・研究集会参加報告@オンライン

あけましておめでとうございます.
M2の太田です.

昨年末に参加したいくつかの学会,研究集会についての参加報告をさせていただきます.

○海洋学会
11月29日に海洋学会にて口頭発表をしました.
雪氷学会に引き続きポスターではなく,口頭発表をしたので,コメントをいただくことができました.
昨年度出したセッションと同じく,極域の分野横断に関係する研究のセッションに出したのですが,大気に関係する研究があまり見受けられませんでした.
普段見慣れない研究な分,意見やコメントをいただけたのかなと思っています.

○極域科学シンポジウム
12月1-3日に開催された極域科学シンポジウムのポスターセッションで発表をしました.
論文に準備していた英語の内容で資料を作ることができたので,そこまで準備には苦労しませんでした.
まぁでもやはりポスターセッション.
来るか?来ないか?と掲載期間を過ごしましたが,特に反応は寄せられませんでした.
これから学会発表のスタイルがどう変化するかはわかりませんが,やはりせっかくしゃべるなら口頭で出した方が,オンラインはいいのかもしれません.

○日本気象学会中部支部研究会
12月16日に中部支部研究会で口頭発表を行いました.
気づけば,学部4年生から数えて3回目の発表になりました.
こうして振り返ってみると,内容的にも発表の仕方的にも少しは成長したのかな?と感じます.
修論発表でも聞かれそうな質問もよせられたので,残りの時間で自分の中での答えが用意できれば,と思います.

以上で,参加させていただいた学外での発表の機会は一区切りとなります.
まずは,このような状況下で発表の機会を用意してくださった関係者の皆様に深く感謝したいと思います.
少なくとも来年はこの形態でありそうです.
今年度の経験を踏まえての変化も予想されますが,基本的なところは今年度自分が経験したものと変わらないと思います.
オンラインの学会は現地で参加する学会と比較して圧倒的に学会が自分たちにかけてくる力が弱いです.
自分が平時に感じたものと同じものを得ようと思ったら,受け手側である自分のモチベーション(はたらきかけ)はかなり求められるなぁ,と感じました.
来年度以降にも生かせそうな気づきだと感じたので,生かしていけたらいいなと思います.
これを読んでいるかもしれない,後輩の方も,この気づきを生かしていただけたら...と思います.

※オンラインだし,現地に行かなくていいからと軽い気持ちで出せそうな発表はできるだけ出させていただきました.
締め切りが意外と大変なので,申し込みは計画的に...

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学会・研究会参加報告〜2020Autumn/Winter〜

今年も1年が終わることを信じることができない。

お久しぶりです、M2の中西です。

2020年末は様々なオンライン学会・研究集会に参加させていただきました。

ギリギリ年内のうちにここでまとめて報告しておきたいと思います。

※すべてオンライン開催

<科研費会合>

9月9~11日に開催された「科研費新学術領域hotspot2」の全体会合で発表しました。

発表形式は、各自で動画を収録してYouTubeへ投稿し、聴講者に自由に閲覧してもらうものでした。

今までに経験したことのない形式だったため戸惑いましたが、

PPTを流しながら音声を付ける(喋る)のはそこまで難しくなかったです。

YouTubeへのアップロードも簡単でした。

コメント欄では様々な質問・コメントをいただき、想像以上に有意義な発表になりました。

中でも印象的なのは、東大の関澤さんとの繋がりです。

実は、学部3年の頃に関澤さんの発表を学会で聴講し、非常に面白いと感じたことから、

テレコネクションの研究がしたいと思ったと言っても過言ではないのです。

そのことをご本人にもお伝えし、ためになるアドバイスも幾つかいただくことができました。

さらに、その関澤さんと同率で若手発表賞の2位にランクインすることができ本当に嬉しかったです。

その時一瞬でも、憧れの人に追いつくことができた(恐れ多い発言ですが)のですから。

<秋季気象学会>

10月25~31日に開催された気象学会秋季大会でポスター発表をしました。

実は、最後の学会は口頭発表を!と思っていたのに、

7月に来ていたメールを勘違いで見逃しており、希望が出せていなかったのです。

自業自得ですが、コロナ禍でなければそんなにややこしいことにはなっていなかったはずなので、少し恨みました(笑)

コアタイムの間、個人的にZoomのチャットルームを開設したところ、

数人の学生さんと稲津先生(北大)、三好さん(理化研)に入室していただき、いろいろと議論ができたので良かったです。

アップロードした資料にも複数のコメントをいただき、有り難かったです。

<極域シンポジウム>

11月16日~12月18日に開催された極域科学シンポジウムにてポスター発表をしました。

国際シンポジウムのため、英語での発表となりました。

現在改訂中の投稿論文から抜粋する形で英語版スライドを作成したため、

準備にはあまり時間をかけずに済んで良かったです。

スライドをアップロードして放置していたところ、ある日メールで通知が。

確認してみるとノルウェー大気研究所の方から、

研究の弱点に関する質問1件と、「論文が完成したらぜひ読みたい」というコメントでした。

弱点に関しては、レフェリーからも指摘があったところですし、真摯に答えて早く論文を完成させたいと思いました。

読みたいと言ってくださる方がいるというのはとても嬉しいことですね!

対面の発表と違い、苦手な英語でも落ち着いて回答できるので助かりました。オンラインの利点ですね。

<異常気象研究会>

12月 3日に開催された異常気象研究会に参加しました。

例年は紅葉の時期に京都大学宇治キャンパスで開催されており、

私は昨年に続き発表者としては2回目、聴講のみを含めると4年連続4回目の参加でした。

例年2日間にわたって開催されていたものを1日にまとめたためか、持ち時間が質疑応答含め10分と短く、

非常に早口な発表になってしましましたが、伝えたいことは伝えられたと思っています。

持ち時間が終わったあともzoomのチャット機能を使って活発に議論が交わされていました。

私宛には久しぶりに前田さん(気象庁)からコメントをいただき嬉しかったです。

研究会前後に京都の紅葉を観に行くのが定番だったので、それができなかったのは非常に残念でした。

<大槌シンポジウム>

12月14日に開催された大槌シンポジウム(大気パート)で発表しました。

例年は岩手県大槌町で開催されており、学部4年の夏に一度参加しました。

そのときは研究を始めたばかりで、自己紹介程度に数分お話ししただけだったので、

今回まとまった内容をきちんと発表することができて良かったです。

雰囲気は終始なごやかで、興味を持って質問をしてくださった方もいたので嬉しかったです。

昨年潮岬観測でお世話になった吉田さん(京大)からのご質問は基本的なものだったのに、

一部返答に詰まってしまったので、発表前の確認は怠らないようにしたいと改めて思いました。

<中部支部研究会>

12月15、16日に開催された気象学会中部支部研究会で発表しました。

学部4年の頃から発表させていただいており、今回で3回目となりました。

この研究会は持ち時間が20分と長く、落ち着いて発表・質疑応答ができるのが良いですね。

ただ、支部長賞の選考のためか、決まった数人の偉い先生方が毎回質問をされている状況でした。

締めの講評で坪木先生(名古屋大)もおっしゃっていましたが、なんだか卒論・修論審査会のような雰囲気でした(笑)

とはいえ、普段お会いすることのない他大学や他機関の方にコメントいただくのは勉強になりますね。

加えて、学生からの質問も今後活発になればいいなと思いました。

長くなりましたが、報告は以上になります。

今年は本当にイレギュラーな年でしたね。

年度始めの頃は様々な集会が中止となり、学生最後の一年なのにどうなることかと思いました。

しかし、夏頃からは様々な方のご尽力のおかげで、オンラインでの学会参加ができるようになり、

本当にありがたかったなと思います。

オンラインは気軽に参加できるなどメリットもありましたが、

やはり現地に赴いて、様々な人と直接会って話せる機会は大切だなとも思いました。

良い気分転換にもなりますしね。

幸い私は昨年までにそのような経験をたくさんすることができましたが、

後輩たちはそうではないので、早く以前のような日常が戻ってほしいと思います。

それでは良いお年を。

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雪氷学会2020@オンライン

初冬は暖かそうです.11月の海氷のデータも出てきそうなのでチャクチ(チュクチ)海も気になりますね.
お久しぶりです.M2の太田です.

11月16-18日に開催された雪氷学会オンラインに参加し,18日に口頭発表をしてきました.
10月下旬に気象学会でポスターを出させてもらいましたが,コアタイムに人が訪れないというさみしい経験をしていたので,今回は口頭だから何かコメントはもらえるんじゃないかという期待の下,発表を頑張りました.
踏み込んだ質問はされませんでしたが,北極海の海氷(雪氷圏)が中緯度の寒冬に影響するという話は興味を持ってもらえたようで,発表後にはチャットでの質問もいただけたのでよかったなと思いました.

雪氷学会に参加するのは初めてでしたが,発表の種類が多岐にわたっていたので面白かったです.
カーリングについてセッションがある学会といえば伝わりますでしょうか??
雪による害を減らすための工学的な研究が想像よりも多い印象でした.
自分が発表をしたセッションで,東シベリア海への淡水の流入を見る研究をしている方がいらっしゃいました.
当たり前ではあるのですが,海面水位が高いと流入が少なくなるという話を聞いて,なるほどなぁと感じていました.
自分の研究には直接結びつかなそうですが,北極海の話を聞くときに意識することがまた増えたなと感じます.
いくつか気になるコメントもいただけたので,今後の解析で触れられればいいなと思います.

ではでは

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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