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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「学会」の記事一覧

JpGU2023@幕張メッセ

お久しぶりです!
B4になった舩橋です。

今回は千葉県の幕張メッセで5/21~26に開催されましたJpGUについてです。

私は前日設営を含めて20~22まで現地で参加し、後半はオンラインで聴講させていただきました。
これまでも学会は聴講してきましたが自分の中で今回新しく感じたことが2つ。

1つ目は4年になり研究を始めてからほかの研究者の発表を聞くと、「聞き方」が変わるという点。ある程度研究したい分野が定まると、
「この人の研究は絶対聞く!」「この参考文献何?メモ!!」
というように、研究をしていないときとは違う「聞き方」ができるようになりました。これからますます学会や研究会の聴講が楽しくなりそうです。

2つ目はJpGUが国際学会であったこと。私は国際学会の聴講が初めてでした。日本での開催ですが英語セッションも少なくなく、日本人の学生が英語発表をして外国人の研究者が聴講しているシーンがとても印象的でした。AIが発達してきた現代ですが、世界の研究者と円滑にコミュニケーションをとるためにはまだまだ世界標準語を話せる能力はあるに越したことがないんだな・・・と痛感しました(;・∀・)

そのほかにも、気象以外の地学分野もやはり自然を相手にしているということは共通していて興味深い研究ばかりである点やハイブリッドであっても対面で参加することの意義は大きいといった点など新しく知れたことが多くありました。

自分がいま最も興味のあることに一番近い研究をされている気象研の川瀬さんの研究を対面でしっかり聞くことができたという点でも大満足ですが、いろいろな点で実りある大会でした。

こうした一つ一つの学会の参加経験をモチベーションに、研究活動を頑張っていきたいと思います!

(画像はNASA,JAMSTECなど企業ブースでGETした戦利品)


現地の企業ブースでGET!!

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JpGU2023(日本地球惑星科学連合2023年大会)@千葉,幕張

4日間基本的に朝:エビカツサンドとエビマヨおにぎり,昼:エビチリおにぎり.
どんだけエビ食べるんだ?というくらいエビ食べた.
(好物トップ10に,天むす,えびふりゃ~はいつでもランクイン笑)

連続投稿!M1の山田です.
今回は千葉県幕張で開催されたJpGU2023JPCZに参加したことを書いていきます.前日に名駅でエビフライを食べ,気合を入れ,いざ千葉へ.とあるテーマパーク(ネズミ)以外で千葉県に行ったことなかったのでなんだか新鮮でした.

1日目
黒潮大蛇行と中緯度大気海洋相互作用セッションが一緒にあり,濃い1日でした.
まずは黒潮大蛇行セッション.面白かったのはサンマの漁獲量と黒潮の北偏の関係性についての研究ですね.シンプルに蛇行が水産資源に直接影響していることが日々の生活から感じやすく,少しでも早くこの研究が一般の人に伝わることを願うばかりです.

しかし,楽しく聞いてばかりではなく,ここで乗り超えなければいけなかったのが「フラッシュトーク」という自分のポスターの宣伝を英語で伝えるというものでした.自分は英語が苦手で研究室に所属するまで逃げてきたので緊張で声が震えないか....正しく伝わったかどうかはわからないけど,カンペを見ずに思い出しながら話しただけでも大きな1歩だと思うことにする!!
(他の学生の発表,基本カンペ見ながらだったから自分もそれでよかったかも...まあいいか!笑)

下手な英語でしか伝えられず,若干落ち込みながらポスターの準備してたら,嬉しいことに豪雨や梅雨前線の研究で有名な茂木先生(もてさく先生)に声をかけていただき,自分の研究を話すことができました!興味も持ってもらえて写真も撮っていただき,幸せな時間.これだから学会参加はするべき.


午後も引き続き大気海洋相互作用セッション.春日さんの講演もあり,最前列で聴いてました.野中代表のHotspot2の結果報告は梅雨観測のことを思い出してなんだか嬉しかった.

夕方,現地でのポスター発表が始まりました.会場広すぎ!人多すぎ!ポスター多すぎ!と語彙力なく驚きました.飲み物も配っているし,こりゃすごい...

発表の時間になり,まず来ていただいたのは学生ではなく,東大先端研の関澤さん,JAMSTECの山崎さん,茂木さん(再来)といった豪華過ぎる方に聞いていただき,参考になる論文の紹介や解析の提案,ちゃんと確認するべきポイントのご指摘とたくさんのコメントをいただきました.(もちろん他にもたくさんの人に来ていただきました!)
興味を持っていただいていることが嬉しく,意見ももらえて,正直すぐにでも三重に帰って研究の続きをしたかったです.

夜のセッションという名のついた飲み会にも参加し,富山大の先輩や筑波大の倉持さんとお話できました!特に倉持さんには前回の三重大でのご講演以来の再会で進捗を話せて嬉しかったです!

2日目
この日はオンラインでの発表でした.野中代表に来ていただき,いろいろお話できましたが,本当に大変だったのは外国の方が見に来てくれて全て英語で伝えたことです.フラッシュトークで冷や汗だったのでポスターとはいえ発表はギリギリ伝わったかな...たぶん.
また,筑波大の釜江先生にもコメントいただき,議論を深めることができました!(去年の夏,三重大に来ていただいたとき以来の進捗報告!)
夜は三重大の学生で終電までお疲れ様会をして,いい2日間を過ごしました.

3日目,4日目
残りの2日間は,熱帯の話から北極のこと,極端降水や古気候など,面白い発表をたくさん聞くことができて楽しかったですし,企業ブースもたくさんあって,なんかお祭りみたいで時間があっという間に過ぎていきました.海洋大の同期とも友達になれたし,他大の同期とも久しぶりに会えたし,いい刺激を受けました.

さて,いつも学会や研究集会に参加するたびに言っているが,ここからが大切.いただいた意見をしっかり研究の糧にして,さらに進めていこうと思う!
来年も発表できるように頑張ります.

自分へのご褒美にうみゃ~えびふりゃ~食べるとしますか笑
今回はこれくらいで.またね.

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気象学会2023年度春季大会@オンライン

22時就寝、4時起床がルーティン化してきてるのは果たしていいことなのだろうか…

お久しぶりです.
M1の山田です.
今回は気象学会2023年度春季大会@オンラインの話を書こうと思います.

九州でのHotspot2の研究集会以来の発表かつ、院進後初の発表かつ、気象学会初の発表と、いろいろ節目となる発表の機会だったと思います.
卒論以降,4月の席替えにより、研究員の春日さんと話すことが多く、学会までの1ヶ月間,自分の研究の相談をたくさんさせていただきました.そこでの議論によって,卒論で中途半端なまとめ方だった(自分ではそう思う)研究を今回の発表はある程度まとめて話すことができたと思う.本当にありがとうございました.

質疑応答では中村尚先生からコメントいただき、興味を持っていただけたことがとても嬉しかったです.(嬉しがってないでしっかり答えられなかったことを反省しろ…)
ただ,今回感じたのはオンラインでの発表は難しい.話している人の表情がわからず,1人でずっと話しているように感じる.現代のYoutuberはこうやって動画撮影・投稿しているのかと思うとすごいです.
オンラインでも自分の話を伝えられる能力も身につけたいですね.
今回の発表でいただいた意見や今後の展望で語ったことを秋の気象学会までに進め,いい発表ができるように準備しなければ.時間ない…

それと,今回は発表の次の日,夏季モンスーン研究の多面的展開というシンポジウムがあり,オンラインで視聴していました.
なかでも質問をいただいた中村先生の話は勉強になりました.モンスーンの活動が日本にもたらす影響,チベット高気圧とシルクロードパターンの関係,亜熱帯ジェットの蛇行,これらの影響が日本の豪雨(広域豪雨も含む)とどのようなつながりを持っているのかの話はとても勉強になりました.研究の視点がまた一つ広がりましたね.
大学院に進学し,新たな経験をたくさんしていくと思うと楽しみですが,1秒も無駄にしないで過ごしていかねばと感じるようになりました.
よっしゃ,4時からの朝活(ほぼ夜中),頑張っちゃいますか!!
*よい子のみんなは真似しないように*
今回はこれくらいで.
またね.

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気象学会秋季大会@北海道

こんにちは,M1の加藤です.
今回はかなり遅くなってしまいましたが,気象学会秋季大会についてお話しします.
今年の秋季大会は北海道で行われました.多くの人々が集まるため数ヶ月前に宿を予約し,今の北海道の気温はどうか,服装はどうしたら良いかなど,,,発表内容以外にも考えることが多く大変でした.
大会は4日間行われ,色んなセッションが会場ごとに同時進行で進み,次この人の発表が聞きたいから移動しなければ,,,ということが何回かあり,オンラインではなかった苦労もありました.オンラインにはオンラインの良さがあり,対面には対面の良さがあるため,どちらが良いという優劣は付けられませんが,今回の対面での開催では久しぶりに顔と顔を合わせて知り合いと話すことができ,オンラインではできない交流ができたことが対面での一番の良さだと感じました.
私は学会3日目に口頭発表を行いました.今までこんなに多くの偉い方の前で発表したことはなかったため,前日からとても緊張していました.オンラインでの発表経験は何回かありましたが,聴講者の顔が見えているのと見えていないのではやはり大きな違いがあります.そんな中,相模原からフランクリンジャパンの重田さんが応援の言葉をかけてくださり,緊張感を和らげてくださいました.その言葉のおかげで落ち着いて話すことができました.
発表での持ち時間は8分で,今までよりかなり短く内容をまとめなければいけませんでした.質疑応答でも何人かの方が質問してくださり,今回は主に観測機器についての質問が多かったです.(海上に落ちた雷は陸上と比べちゃんと捕捉されているのかなど,,,)
気象学会が終わってみると,長いようで短いような,けどやっぱり長かった4日間でした.色んな方の発表をみることができ,研究内容だけでなく話し方,スライドの進め方など,対面での伝わりやすい発表のやり方についても多く学ぶことができました.研究内容もとても大事ですが,それを人に伝える能力というのも重要で,私にはまだまだ身に付けなければいけないスキルがたくさんあるなあと感じました.今後色んな経験を積んで,少しでも成長できるように,精進します.

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極域シンポジウム@オンライン

立て続けに…M1天野です.

(時系列前後しますが)11月中旬に行われた極域シンポジウムについて.

すごく面白くて楽しかった&その感情の部分だけでも残しておきたかったので.

 

最近は得に極域気象・温暖化関連の話題が,自分の中でホットなので,色々聞いて回りました.

が,口頭発表は(情けないが)自分の英語力の問題と,分野外だとわからない単語が多いこともあり,途中でわからなくなってしまうことが多々…

ただ「前の国際学会よりもわかるようになってきている!」とは毎度思う(微成長,笑)

 

ポスター発表では,初めて聞くようなテーマや,普段あまり聞かないテーマのところに,思い切ってお邪魔してみました.

(雲カメラやドローンを使用し取得したデータを使った研究や,教育関連の話題など)

 

高校で実際の海氷データを使って授業を実施した例が紹介されていて,

教員免許を取得した身としては,その事前準備やら生徒への誘導・指示が考ええられている点に大変驚きました.

授業実施時間内で,いかに生徒の興味関心を惹きつけられるか,どこまで理解や考察を深められるかが難しいところだなと思いました.
(教員の思い・熱量は十分でも,中々うまくいかないのが現実なようですが)

理科教員だけでなく,数学科・社会科教員とも連携しながら実施できるのが理想なのかなぁ…

 

また,北大の方のポスター伺った際に,「北極の温暖化問題を解決したいと思っている」と堂々とお話しされていたのが特に印象的でした.かっこいい.

 

シンプルな疑問や,深く知らないが故の発想ってあるなと再確認できた学会でした.

来年はポスター発表出すぞ…!

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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