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地球日記

三重大学 / 気象・気候ダイナミクス研究室の1コマ → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/earth/index.htm → https://atm.bio.mie-u.ac.jp/

   
カテゴリー「学会」の記事一覧

気象学会2023年度春季大会@オンライン

22時就寝、4時起床がルーティン化してきてるのは果たしていいことなのだろうか…

お久しぶりです.
M1の山田です.
今回は気象学会2023年度春季大会@オンラインの話を書こうと思います.

九州でのHotspot2の研究集会以来の発表かつ、院進後初の発表かつ、気象学会初の発表と、いろいろ節目となる発表の機会だったと思います.
卒論以降,4月の席替えにより、研究員の春日さんと話すことが多く、学会までの1ヶ月間,自分の研究の相談をたくさんさせていただきました.そこでの議論によって,卒論で中途半端なまとめ方だった(自分ではそう思う)研究を今回の発表はある程度まとめて話すことができたと思う.本当にありがとうございました.

質疑応答では中村尚先生からコメントいただき、興味を持っていただけたことがとても嬉しかったです.(嬉しがってないでしっかり答えられなかったことを反省しろ…)
ただ,今回感じたのはオンラインでの発表は難しい.話している人の表情がわからず,1人でずっと話しているように感じる.現代のYoutuberはこうやって動画撮影・投稿しているのかと思うとすごいです.
オンラインでも自分の話を伝えられる能力も身につけたいですね.
今回の発表でいただいた意見や今後の展望で語ったことを秋の気象学会までに進め,いい発表ができるように準備しなければ.時間ない…

それと,今回は発表の次の日,夏季モンスーン研究の多面的展開というシンポジウムがあり,オンラインで視聴していました.
なかでも質問をいただいた中村先生の話は勉強になりました.モンスーンの活動が日本にもたらす影響,チベット高気圧とシルクロードパターンの関係,亜熱帯ジェットの蛇行,これらの影響が日本の豪雨(広域豪雨も含む)とどのようなつながりを持っているのかの話はとても勉強になりました.研究の視点がまた一つ広がりましたね.
大学院に進学し,新たな経験をたくさんしていくと思うと楽しみですが,1秒も無駄にしないで過ごしていかねばと感じるようになりました.
よっしゃ,4時からの朝活(ほぼ夜中),頑張っちゃいますか!!
*よい子のみんなは真似しないように*
今回はこれくらいで.
またね.

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気象学会秋季大会@北海道

こんにちは,M1の加藤です.
今回はかなり遅くなってしまいましたが,気象学会秋季大会についてお話しします.
今年の秋季大会は北海道で行われました.多くの人々が集まるため数ヶ月前に宿を予約し,今の北海道の気温はどうか,服装はどうしたら良いかなど,,,発表内容以外にも考えることが多く大変でした.
大会は4日間行われ,色んなセッションが会場ごとに同時進行で進み,次この人の発表が聞きたいから移動しなければ,,,ということが何回かあり,オンラインではなかった苦労もありました.オンラインにはオンラインの良さがあり,対面には対面の良さがあるため,どちらが良いという優劣は付けられませんが,今回の対面での開催では久しぶりに顔と顔を合わせて知り合いと話すことができ,オンラインではできない交流ができたことが対面での一番の良さだと感じました.
私は学会3日目に口頭発表を行いました.今までこんなに多くの偉い方の前で発表したことはなかったため,前日からとても緊張していました.オンラインでの発表経験は何回かありましたが,聴講者の顔が見えているのと見えていないのではやはり大きな違いがあります.そんな中,相模原からフランクリンジャパンの重田さんが応援の言葉をかけてくださり,緊張感を和らげてくださいました.その言葉のおかげで落ち着いて話すことができました.
発表での持ち時間は8分で,今までよりかなり短く内容をまとめなければいけませんでした.質疑応答でも何人かの方が質問してくださり,今回は主に観測機器についての質問が多かったです.(海上に落ちた雷は陸上と比べちゃんと捕捉されているのかなど,,,)
気象学会が終わってみると,長いようで短いような,けどやっぱり長かった4日間でした.色んな方の発表をみることができ,研究内容だけでなく話し方,スライドの進め方など,対面での伝わりやすい発表のやり方についても多く学ぶことができました.研究内容もとても大事ですが,それを人に伝える能力というのも重要で,私にはまだまだ身に付けなければいけないスキルがたくさんあるなあと感じました.今後色んな経験を積んで,少しでも成長できるように,精進します.

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極域シンポジウム@オンライン

立て続けに…M1天野です.

(時系列前後しますが)11月中旬に行われた極域シンポジウムについて.

すごく面白くて楽しかった&その感情の部分だけでも残しておきたかったので.

 

最近は得に極域気象・温暖化関連の話題が,自分の中でホットなので,色々聞いて回りました.

が,口頭発表は(情けないが)自分の英語力の問題と,分野外だとわからない単語が多いこともあり,途中でわからなくなってしまうことが多々…

ただ「前の国際学会よりもわかるようになってきている!」とは毎度思う(微成長,笑)

 

ポスター発表では,初めて聞くようなテーマや,普段あまり聞かないテーマのところに,思い切ってお邪魔してみました.

(雲カメラやドローンを使用し取得したデータを使った研究や,教育関連の話題など)

 

高校で実際の海氷データを使って授業を実施した例が紹介されていて,

教員免許を取得した身としては,その事前準備やら生徒への誘導・指示が考ええられている点に大変驚きました.

授業実施時間内で,いかに生徒の興味関心を惹きつけられるか,どこまで理解や考察を深められるかが難しいところだなと思いました.
(教員の思い・熱量は十分でも,中々うまくいかないのが現実なようですが)

理科教員だけでなく,数学科・社会科教員とも連携しながら実施できるのが理想なのかなぁ…

 

また,北大の方のポスター伺った際に,「北極の温暖化問題を解決したいと思っている」と堂々とお話しされていたのが特に印象的でした.かっこいい.

 

シンプルな疑問や,深く知らないが故の発想ってあるなと再確認できた学会でした.

来年はポスター発表出すぞ…!

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気象学会2022秋@北海道大学

こんにちは、B3の舩橋です。

今回は10/24~27に北海道大学で開催された日本気象学会秋季大会について。

私は昨年の秋季大会はシンポジウムのみの参加だったので対面の気象学会に本格参加は初めて。
とはいっても、ここ数か月はありがたいことに数多くの学会や研究集会に対面参加させていただいていたので顔見知りの他大学の先輩や同期が増えてきて、こうした場もずいぶん慣れてきました。(まあ、聴講しているだけなのですが...笑)
ということで今回はほとんど単独行動。昼間は興味のあるセッションをはしごして、休憩時間や終了後は他大学・研究機関の方と交流という形で、しっかり学会を満喫してきました!


全体的な感想としてはまず、気象の研究者から予報業務に関わっている方、教育機関の方、交通機関など気象と密接に関わる企業の方など、発表者の多種多様さに驚きました。それぞれが自分の得意とするフィールドを切り口として発表を展開されているのですが、あらゆるところで他の立場のフィールドともリンクするようで質疑応答の議論まで面白いな~と思いながら聞いていました。

今回は特に寒候期系の発表を長く聞いていたので、JPCZ、ポーラーロー、南岸低気圧...どれも惹きこまれる現象ばかりで冬が待ち遠しい!そんな気分になってしまいました。

北海道は少し遠いので、全期間参加できなかったのが残念でしたが、もちろん食べ物はおいしく、紅葉も綺麗でとてもいい所だったのでまたお邪魔したいです。

それでは、今日はこの辺で。

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日本気象学会2022秋季大会@北海道大学

おばんです!今日から11月スタートですね

秋が四季の中で一番好き,M1天野です.

今回は,先週の月〜木曜まで開催されていた気象学会について.

北大の秋をおすそわけ…

銀杏並木とっても綺麗だった〜


対面での気象学会はほぼ初.あっちも聞きたいしこっちも見たい〜
移動時間を考えると…となるのも,対面ならではだなと.

 

基本的には気候システムのセッションを聞いており,その他,

大気境界層セッションや,受賞記念公演,専門分科会(JPCZ/トンガ海底火山噴火について),気候形成・変動気候研究連絡会,企業ブースなんかも見て回りました.

 

最近は,どの発表を聞いていても,温暖化の影響評価やら,温暖化の影響を考慮しながら考察するのって本当に難しいと感じます…自分の研究の中でも頭を悩ませているところだからだけども.

 

特に2日目の気候システムセッションは楽しかった〜

自分と同じ“冷夏”に関連した話題や,その延長にある社会経済との関係を見ている発表もあり,嬉しくなっちゃいました.

自分の口頭発表は,完全オフラインでだいぶやりやすかった印象.

ただ発表時間8分は…きびし…かった…

短時間でも伝わるようにまとめたつもりでした.が,中々難しい.

&質疑も,もう少し柔軟に対応したかったと反省.

 

ただ,発表後には沢山の方からお声がけしていただきました.

今後の展開や,温暖化の影響についての質問や意見が多かった印象.
追加解析したくなっちゃうな…(論文落ち着くまでは一旦我慢)

それと,「論文執筆中」とスライドに記載していたのを見て,「出版されたら引用させて欲しい」という言葉もいただけました.

なによりも嬉しいし,今の私にとっては1番のモチベーションになります…ありがたい

頑張るぞ〜

今回はこのあたりで.

 

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プロフィール

HN:
三重大学 立花研
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
気候について追求する!
自己紹介:
三重大学 生物資源学部
共生環境学科
地球システム学講座
気象・気候ダイナミクス研究室です。

・普段は興味のある気象・気候について研究しています!!

・研究室への質問疑問などなどがありましたら、コメントでも拍手でも構いませんので遠慮なくカキコお願いします!(^0^)ノ

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